詩人、(1886-1942)、群馬県前橋市出身。
室生犀星と「感情」を創刊。特異な感覚の新しい口語詩の世界をひらいた「月に吠える」に始まり、虚無と倦怠の「青猫」を経て文語詩「氷島」に至る詩業は、近代抒情詩の頂点といわれる。他にアフォリズム「新しき欲情」、評論「詩の原理」など。
なお、小説家・ダンサーの萩原葉子は娘、映像作家の萩原朔美は孫。
また、片山恭一先生のベストセラー『世界の中心で、愛をさけぶ』の主人公は、萩原朔太郎にちなんで、「朔太郎」と名づけられた設定になっている。
小高い山から見たある都市の風景 君あしたに去りぬゆうべの心千々に何ぞ遥かなる。 君を思うて岡の辺(おかのべ=丘のあたり、ほとり)に行きつ遊ぶ。岡の辺なんぞかく悲しき。 これは、誰の詩だろう。詩に詳しい人には常識だろうが、江戸時代の俳人で画家の与謝蕪村(1716~1784)の作なのだ。詩人の萩原朔太郎(1886~1942)は「この詩の作者の名をかくして、明治年代の若い新体詩人の作だと言っても、人は決して怪しまないだろう」(『ちくま日本文学全集 萩原朔太郎「郷愁の詩人 与謝蕪村」』)と書き、蕪村の斬新な発想に驚きを示している。朔太郎より前には正岡子規が蕪村を再評価している。蕪村の瑞々しい感性は、こ…
実際には鞄の中ではあるけれど。 いつも読み耽り、 いつも持ち歩きたいのは詩集。 宮沢賢治 室生犀星 萩原朔太郎 中原中也 ランボオ(中原中也訳) この五冊が今の気分でのセレクト。 宮沢賢治は持ち歩く時は 新潮文庫の場合もあるけど、 本当に好きなのはこの春と修羅。 これは中原中也詩集。 自分は気に入った頁を どんどん折り曲げて、 自分だけの一冊にしたい人で。 文庫も書籍も、どの詩集も めちゃめちゃたくさん折り曲げてる。 そこがまたお気に入り。 詩集が本当に大好きだ。 いつもポケットに詩集を。 これからもずっと読み続けていこう。 月曜日、 久々に朝焼けをじっくりと。 とても気持ちの良い朝。 萩原朔…
月を見る。 土曜日の朝、 月を見る。 昨日は少しご無沙汰してた つぐみさんへ。 フロマージュキュイが めちゃめちゃ美味しくて 少し泣けてきそうだった。。 やはり整う自分にとって大切な場所、 たくさんお邪魔したいなと思った。 二杯目は季節変わって、 春のブレンドを。 こちらもまたとても美味しくて。 持参した萩原朔太郎と共に ゆっくり楽しんだひと時。 時を味わう、コーヒーを見る。 蝶、ではなくて、月を夢む。 贅沢な昼下がり。 つぐみさん、 昨日も本当にありがとうございました。 またお邪魔しますね。 体重が減ってたのもあり、 つぐみさんの帰りにアイスクリームを。 いろいろ迷って選んだ 久々のソフトク…
大好きな萩原朔太郎。 すでに新潮文庫の 昭和59年五十五刷のもの、 月に吠えるの角川文庫と 日本図書センターの愛蔵版書籍のもの、 と三冊を持ってたけど。 思うところあって、 令和5年八十二刷の 新しい新潮文庫を四冊目として購入した。 内容が変わったからとかではなくて。 詩人の言葉を今の時代の空気の中で ダイレクトに感じたくなったのが 一番大きな理由だった。 小説とかは全く気にならないのだけど。 古本で少し昔の本、詩集を入手して読むと、 詩人の言葉それ自体よりも その表面に付着した 時代の色や空気、雰囲気などが 別な感情を伴い ドバッと向かってくる感じがして。。 その感じが少し気になってて。 そ…
買い出しの後に 陽だまりコーヒーを。 萩原朔太郎片手に、 ほんとゆっくりとしたひと時だった。 十八珈琲さん、 昨日もありがとうございました。 昨日も焼き芋を購入。 前回売り切れだった方のスーパーのもの。 切り分けつつ何個かお昼に食べたけど、 これもまためちゃめちゃ美味しいなぁ。 ゆっくり堪能していこう。 何となく心身の調子が良い気がする。 水星も順行へとのことで その影響もあるのかも。 いろいろ予定のある今週だけど、 楽しんでこなしていけたらいいな。 火曜日、雨の朝。 体重は少し減って48.2㎏。 122編入ってる川端康成も 残り20編ちょっと。 美味しいコーヒーと楽しむ朝のひと時。 今日も笑…
春分の日だったので。 昨日は二人でおはぎを。 一昨日、シャトレーゼで 相方が見つけてきたもの。 ひと口サイズでかわいくて、 味もめちゃめちゃ美味しかった。 自分は小豆と胡麻、 相方はずんだときなこを。 ほんと美味しかったから また食べたいな。 そして、、 コーヒーブレイク第二弾。 先月初めて飲んで感動したフラペチーノ、 また相方がお土産で買ってきてくれた! 今回はダーク モカ チップ フラペチーノ。 めちゃめちゃ美味しかったな。。 やっぱ感動した。。 ちなみに、、 相方は甘いものよりもお煎餅の方が好きで、 一番のお気に入りの 三幸製菓の新潟仕込みを食べてた。 自分はフラペチーノ、 相方はお煎餅…
青猫 萩原朔太郎詩集 (集英社文庫 は 15-1) 作者:萩原 朔太郎 集英社 Amazon ああ、このおほきな都会の夜にねむれるものは、ただ一疋の青い猫のかげだ。 わがぷらちなの手(すえたる菊)。 わが性のせんちめんたる(感傷の手)。 とほい空でぴすとるが鳴る(殺人事件)。 しづかにきしれ四輪馬車(天景)。 わたしはけさきやべつの皿を食べすぎました(内部に居る人が畸形な病人に見える理由)。 まつくろけの猫が二疋(猫)。 わたしたちは蛇のやうなあそびをしよう(愛憐)。色っぽい詩詩だなー。 まつしろい女の耳(白い月)。 萩原朔太郎は田舎はきらいで、都会がお好き。 おるがんをお弾きなさい、女のひと…
蕁麻の家:荻原葉子著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想・あらすじ 荻原葉子プロフィール 合わせておすすめ ☞読書ポイント 萩原朔太郎氏の存在は知っている人も多いだろうが、私生活はどうであったか?娘が綴る本作から見えて来たものは底なしの不幸。三部作からなる自伝的私小説の第一部。 蕁麻の家 (講談社文芸文庫 はG 2) 感想・あらすじ ずっと読みたかった一冊。でもこれは読むのには、かなり覚悟が要りそうだったので、なかなかその一歩が踏み出せなかった感じで、随分長いこと「読みたい本リスト」に入っていました。 荻原葉子さんは荻原朔太郎氏の娘。朔太郎氏に関しては詩人というイメージぐらいしかなかったので…
今朝の体重は48.6㎏。 そして引越しから今日で一年。 病気など変化はあったけど、 日々を楽しく過ごしていこう。 河井寛次郎の言葉が素晴らしすぎる。 心に刻んでおきたいものばかり。 出会えたこと、好きになったこと。 本当に感謝しかない自分だ。 河井寛次郎は作品と言うよりも、 創作への心、生きる心を エッセイや詩などの言葉から味わうことが 自分にはとても大切で。 内面、精神世界と繋がることに とても深く意味を感じてる。 一方、室生犀星や萩原朔太郎などは、 本人の精神世界と言うよりも 作品そのものを読み耽ること、 ただただ読むことが大切で 自分の中のその違いも面白いなと。 作品そのものにふれる。 …
雨の朝。雨の一日かな。 今朝の体重は48.8㎏。 昨日は一昨日のお礼も兼ねて、 朝のコーヒータイムで十八珈琲さんへ。 ペルーとインドネシアの飲み比べを楽しんだ。 十八珈琲さん、 昨日もありがとうございました。 十八珈琲さんにも持って行って、 じっくり味わっていた。 もう完全に大ファンかな。 自分はその言葉はあまり使わないけれど、 推しと言うか。 もしくは恋に近いのかもしれない。 どこがと言われても難しいけど、、 でも、、大好きになった萩原朔太郎。 どうにも引き込まれて、 惹かれて止まらない。 まだまだ読んで 楽しんでいこうと思ってる。 そんな萩原朔太郎の効果か、 昨日は久しぶりにYouTube…