がん治療

今回は、『末期ガンが快くなった』（松尾四郎：著、松尾書店：1981年刊）という本をご紹介します。 著者の松尾四郎氏は、書店の経営者ですが、『梶原景時の生涯』、『宗良親王信州大河原の三十年』、『恐怖の中の繁栄』などの著作もあり、教養豊かな人物のようです。 患者は61才になる松尾氏の妻で、直腸がんで5年前に大手術を受けて一命を取りとめたものの、手術後3年経過して徐々に痛みが現われ、結局、周辺の臓器や骨盤にがんが転移、浸潤していることが判明し、不治の宣告を受けたそうです。 ところが、松尾氏はそれでも絶望することなく、テレビ、新聞、雑誌、知人の話等、がんに関するあらゆる情報を集め、吟味したそうです。 …

はじめまして。日々腸活に励んでいる50歳、更年期真っただ中のパート主婦です。なぜ私が腸活に力を入れているかと言うと、大腸がんサバイバーだから。2019年、ステージ３の大腸がんの手術を受け、その後は再発防止の抗がん剤治療も経験。手術後５年間は定期的に検査を受けましたが何も問題なく、現在は元気に過ごしています。私の経験が、健康について考えるきっかけになり、がんは他人ごとではなく誰でもかかる可能性があるということ、また、ならないための予防だけでなく、なったときにどうするかも含めて考えてもらうことで、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。 がんが発覚したきっかけ、それは尋常ではない腹痛でした・・・。…

ず～～～～～っとモヤモヤしているのが、余命宣告について。 有名人やSNSの書き込みなどで、がんが告知されるとともに余命も伝えられているような話を見かけます。 医者ではないのでわからないのですが…治療を施す前から余命を決めて伝えることができるのでしょうか？手の施しようがない状態でがんが見つかった方だった場合は理解できるのですが、治療の効果も考えず、患者の回復力も信じられない医者に診断を任せたくありません。そういう医者はほぼいないと思うので、僕は患者の受け取り方が間違っていると思えてしかたありません。 というのも、僕の場合ですが、ステージ４の胸腺がんと告知されたとき、ずばり先生に「あと何年生きられ…

前回は、「80℃ショウガ」で霜焼が治ったという私の体験をご紹介しましたが、体が温まる身近な食材が他にもないか調査したところ、『消費経済合理化運動施設報告』（日本商工会議所：1933年刊）という本の「醤油の話」（松本憲次：著）という講演記録に次のようなことが書かれていました。 ◆コップ一杯の水に、盃一杯の醤油を入れて毎朝飲むと、非常に健康を保つ。◆熱い番茶に盃一杯の醤油を入れて飲むと、胃痙攣が治る。◆非常に寒い地方において、醤油を一杯飲むと非常に身体が温まる。 また、『最新醤油醸造指南』（栂野明二郎：著、明文堂：1934年刊）という本にも、 ◆雪国などで、雪の降る寒い日に、外出の場合、醤油を盃に…

昨日から週休２日制レンビマ(４mg)１４週目がスタート。 今回も嫌すぎる副作用が出ずに効果がしっかりあるよう願いながら、飲んでいきたいと思います。 さて個人的に薬を飲むときに意識しているのが、薬の効果が体にいきわたるイメージを持つことです。 筋トレをやるとき（自分はぜんぜんできていませんが）負荷をかけている筋肉を意識すると良いと聞いたことがあります。もしかすると薬を飲むときも体の中で起きている作用をイメージすれば、薬の効果が最大限あらわれるんじゃないか…。薬を飲む瞬間、飲んでしばらくのあいだは「こんな感じで効いてるな～」と思うようにしています。 「プラセボ効果」というものがあるぐらいですから、…

以前、本ブログの「全身生姜罨法」という記事で、生姜（しょうが）を使ったがん治療法をご紹介しましたが、生姜の効能をさらに引き出す簡単な方法があるそうです。 それは、「日経クロスウーマン」というサイトの、『ショウガは加熱で効果UP 「80℃ショウガ」のススメ』（取材・文／松岡真理、菅原由依子）という記事で紹介されていたものです。 それによると、生姜の辛み成分は「ジンゲロール」といい、これを加熱すると一部が「ショウガオール」に変化するのですが、体を芯から温める作用は、「ジンゲロール」よりも「ショウガオール」の方が強力なのだそうです。 そして、この「ショウガオール」を増やすのに最適な条件が、生姜を80…