ここ2、3年、声を大にして言い続けてるけれど、ぬいぐるみはいい。 人間にはぬいぐるみが必要。パートナーとして必要。 心理学、社会学、民俗学、家政学......など、どんな学問に当てはまるのかはわからないけれど、研究してる方はたくさんいると思う。特に動物をかたどったぬいぐるみはよい。わざわざnoteで書いたくらい、よい。 そんなわたしなので、この本を知ったときはうれしかった。 『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』大前粟生(河出書房新社, 2020年) しみじみタイトルがいい。 ぬいぐるみとしゃべることも、ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいことも、「わかる、わかるわかる」と思いながら手にとった。 で…