関東一円を仕切る巨大暴力団組織、山王会。その若頭である加藤は、傘下の池元組と弱小ヤクザ、村瀬組の接近を警戒し、組長の池元に村瀬組を締めるよう命じる。そこで池元は、配下の大友組にそれをそのまま丸投げ。弱小組織ながらも武闘派の大友組は、毎度、池元からやっかい仕事ばかりを押しつけられていた。さっそく村瀬組を締め上げにかかる大友組だったが…。 (allcinemaより)
リスト::日本の映画::題名::あ行
*1:全編やくざの抗争で刺激の強い殺傷や肉体損壊の描写がみられ、標記区分に指定します。
*2:Rated R for violence, language and brief sexuality.
yahooニュースで西田敏行さん逝去の速報が飛び込んできました。 突然の出来事でビックリしました。 何処か体調が悪かったのでしょうか? 西田敏行さんといえば、自分の中では西遊記の「猪八戒」役から、釣りバカ日誌の「浜ちゃん」、ドクターXの院長役、アウトレイジの悪役などのイメージがあります。 西遊記では、悟空役の堺正章との掛け合いがとても楽しく、少しHでまぬけな猪八戒が大好きでした。 釣りバカ日誌では、浜ちゃんのように生きることができたらなぁなんて思いながらビデオを見ていました。 時代劇では徳川吉宗役、テレビ番組ナイトスコープの所長役、歌手など、俳優からバラエティまで多彩な才能で幅広く活躍されてま…
人気ヤクザシリーズの第3弾であり、タイトルの通り最終章。疲れ切った元暴れん坊、大友親分がようやく我に返る、辞世の句的な一作です。 【ネタバレあり】
人気ヤクザシリーズの第2弾。前作から5年後の山王会とその周辺による関東ヤクザの様が描かれており、今回は関東だけでなく関西の花菱会も登場し、抗争のスケールもパワーアップした、ある意味続編としては真っ当な構成となっています。 前作もなかなかの傑作でしたが、点数を5点アップしたのはひとえに魅力あるキャラクターの登場が増えたことでしょう。 【ネタバレあり】
北野武監督の後期代表作となるヤクザ映画で、2008年公開の監督作『アキレスと亀』までの内省的で多くを語らない無骨な作風とは打って変わって、怒号・パワーゲーム・裏切りと、フラストレーションをぶちまけるかのような演出となり、北野武監督作品としては転換点となった一作でしょう。 【ネタバレあり】
前作まで「登場人物全員悪人」をキャッチコピーとしたバイオレンス映画「アウトレイジ」シリーズに続き、今度は北野武監督が時代劇バイオレンス(?)に挑みます。 原作は北野監督が4年前に出版した初の時代小説「首」。 舞台は戦国時代末期、織田信長が非業の死を遂げた本能寺の変をテーマにしており、横暴な天下人信長とその家臣たち、同盟者徳川家康などを巻き込んで繰り広げられる抗争が鮮やかな映像で凄まじく描かれてゆきます。 自分はYouTubeで予告編の動画を観ましたが、日本史の通説では比較的善人と思われている人物までも一筋縄では行かない曲者に描かれており、「戦国武将なんてヤクザと同じ」という前提のもとに綺麗事一…
正岡子規と弘道館や偕楽園について調べて書いているうちに、菊池謙二郎という人に惹かれるようになった。正岡子規や夏目漱石と同世代の友人で、大正時代、水戸一高の校長となり、『国民道徳と個人道徳』という講演が茨城県内の敵対勢力から非難、攻撃され、校長を辞職、これに反発する生徒が同盟休校をする、後に衆議院議員となる。水戸学、藤田東湖の研究者で、校長辞職や衆議院議員になるなど活躍はよく知られ、藤田東湖に重ねられて「今東湖」と評された。 「漫画で学ぶ茨城の歴史(新装版)」という本がある。(監修;志田諄一・生天目靖志 著者;志田諄一・生田目靖志 他 茨城新聞社1999年)古代から現代までの通史である。1999…
洋裁教室のBGMはSpotifyで先生が適当に選んだ曲が流れています。 ある日、みんなが黙々と作業中、オアシスの「Wonderwall」が流れました。 冒頭の Today is gonna be the day That they're gonna throw it back to you~ と流れた瞬間、我ら生徒アラフィフ全員が「懐かしい~!」と顔を見合わせて声を上げてしまったほど。 www.youtube.com 久しぶりに聞いたら、改めてハートを鷲掴みされました。 それ以来、ごはんの支度中、洋裁作業中、暇な時、アイロン掛けをしている時などオアシスです。すぐ影響されちゃう。マイブーム。馬鹿…
・・・って本人が絶対コレを読んでないという確信があるからこそ書けるネタ。 「イイ奴なんだけどあらゆる方面で残念な青年が高嶺の花的女に失恋し、しょんぼりなのに虚勢張ってスキップしようとしたらこんなカンジに」・・・という音楽でしょう、ムーンライダーズは!鈴木慶一は!! www.youtube.com うっひゃー、不穏!危険!!イイ!!! こういうの、ギャップ萌えっていうのかしら(違 北野武監督、久石さんといい慶一といい、映画音楽の見せ方をわかっている! 私は暴力をエンタテイメントで楽しむ度量がないため、痛そうな映画は観られない・・・でも監督、『キッズ・リターン』は好きです。
www.youtube.com どこかの船着場へと向かう数組の大人たち。その会話から極上の料理にありつけるツアーだと分かる。船着場には今ではあまり見かけないであろうひと昔もふた昔も前のメイクと出立ちの中国人女性が招待状をチェックしている。 絵に描いたようなスノッブの料理評論家カップル、品のなさそうな映画俳優と女、これまた居丈高そうな老夫婦、東洋人グループ、そして「食べログ」ブロガーみたいなテイラー(ニコラス・ホルト)と、この男が呼んでいた女の「代わり」で来たマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)。 船はある島に着き、島内のレストランに案内される。シェフたるスロヴィク(レイフ・ファインズ)のショーの…
ふと、何も食べたくなくなりまして。 軽いファスティングを実行しておりました。 1日2食〜3食のところを。 食べて1日1食……それくらいにして。 口にするとしても、食事時以外には。 水分補給目的のモノ以外は口にしない、と言うような。 ──えぇ、食べたいときに食べるといいのです。 そして、食べたくないときには食べなくてもいいと思うのです。 なので、このたびも。 自身の欲求の赴くまま実行した──と、言うわけです。 ……なーんて。 いや、1日3食とか言う世間一般に言われる「規則正しい食生活」ってあるじゃないですか。 あれ、確かにエネルギー不足に陥りにくくなるので。 一理あるのですけども。 僕には、合っ…