島本和彦による漫画作品「アオイホノオ」を原作としたTVドラマ。
2014年7月18日より、テレビ東京系列にて放映。
1980年代初頭。大阪芸術大学1回生の焔(ホノオ)モユルは、「漫画家になる!」という熱い情熱と野望を胸に抱いて、日々を過ごしていた。
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自分の実力には根拠のない自信を強く持っているが、アニメ業界にも興味があり、自分の進むべき道を模索中の焔。そんな焔は、夏休み間際に一つの決断をする。
それは、東京の出版社に漫画の原稿を持ち込みに行くこと。
熱血芸大生・焔モユルの七転八倒青春エレジーが始まる。
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島本和彦による漫画作品。2007年から2008年まで「週刊ヤングサンデー」で不定期連載後、「スピリッツ増刊・YSスペシャル」での1話掲載を経て、2009年より「ゲッサン」で連載中。
1980年代初頭。大阪にある大作家芸術大学1回生の焔燃は、
アオイホノオ | ゲッサンWEB
「漫画家になる!」という熱い情熱と野望を胸に抱いて日々を過ごしていた。
自分の実力には根拠のない自信を強く持っているが、
アニメ業界にも興味があり、自分の進むべき道を模索中の焔。
そんな焔は、夏休みの間際に一つの決断をする。
それは、東京の出版社に持ち込みに行くこと。
ますます熱くなった熱血芸大生・焔燃の七転八倒青春エレジーが再び始まる!
1980年代、漫画やアニメ、特撮などのサブカルチャーがいっそうの発展を見せ「オタク文化」が確立されつつあった時代に、漫画家を目指す学生であった「焔燃」を主人公とした物語。
作品内では「この物語はフィクションである」と強調されているが、実際は島本自身の半自伝的漫画である。島本は焔について『燃えよペン』『吼えろペン』の主人公「炎尾燃」の若いころの姿であると語っている。
『燃えよペン』『吼えろペン』では「わだち充」「富士鷹ジュビロ」など「実在する人っぽい名前」の漫画家が登場したが、本作では「あだち充」「高橋留美子」など実在の漫画家の作品が実際に雑誌で連載されている様子が描かれ、主人公の主観による、「かわいそうなあだち充 俺は認めてやる」「高橋留美子は掲載誌を間違えている」という分析が出る。
さらに、島本自身も在籍していた大阪芸術大学をモデルにした「大作家(おおさっか)芸大」が舞台であるため、同じく当時在籍していた庵野秀明や山賀博之、矢野健太郎などが実名で登場する。特に庵野を中心とした「後にガイナックスを作る若者たち」のエピソードは、有名な「庵野ウルトラ」などのエピソードに始まり、徐々に主人公である焔の物語とは独立した、もうひとつの物語として描写されるようになっていく。
2014年7月よりテレビドラマ化。