教育者の任務とは、初期状態では無知だと想定された人々のために知識を詳説することではない。それは真実を追究するお手本を示すことによって、触発と手引きおよび批判を提供することなのだ。 人類学の側からすると私のアプローチは、人類学を民族誌と同じものだとするよくある見方――人類学者のおこなうこととは、他者およびその世界についての勉強/研究であるという前提と真っ向からぶつかる。私たちは他者を勉強/研究しているというよりも他者とともに勉強/研究しており、そのことによって人類学は民族誌的である以上に教育的なものとなっているというのが私の主張である。そして他者とともに勉強/研究したことによって――あるいはそう…