46億年前の原始地球で物質が生命へ変わるまで 生命に必要なものと聞くと、多くの人は水を思い浮かべます。しかし生命の起源を考えると、水は単なる味方ではありませんでした。小さな分子が結びついて大きくなる過程では、水がその結合を壊してしまうことがあるからです。では、生命が存在できないほど過酷だった原始地球で、物質はどのようにして自己複製する存在へ変わったのでしょうか。 46億年前の地球は生命が存在できる場所ではなかった 約46億年前の地球は、現在の青い惑星とはまったく違う姿をしていました。 地表の多くはマグマに覆われ、空には水蒸気や二酸化炭素、窒素を含む厚い大気が広がっていたと考えられています。酸素…