今回はジャレド・ダイアモンド氏の「銃・病原菌・鉄」を要約していきます。 人類史の謎を紐解く上で重要な要素となった要素を何個かピックアップし、それがなぜ起きたのか?を解明していく内容となっています。前編は文明間の衝突の雌雄を決した三要素の一つ「病原菌」に関する考察・「狩猟民族⇒農耕民族への移行が地域によりタイムラグが生じた要因」についてなどを深堀しています。 似たような内容を扱った「サピエンス全史」を昔読んだことがあったのですが、本書の切り口の方が個人的には読みやすく面白かったなと感じています。 「銃・病原菌・鉄(上)」 ■ジャンル:歴史 ■読破難易度:低~中 ■対象者:・人類の歴史の起源に興味…