[oblaat](オランダ語)
寒天と澱粉から作られた半透明の薄膜。水に溶ける。よって、苦い粉薬を飲むときにこれで包んでいたが、現在はカプセルや錠剤が普及しているので実際に使ったことがある人は少ないかも。水分を拭き取ってないテーブルの上に置くと、べったり張り付いてしまって大変なことになったり。また、コツを掴んでないと、口の中に張り付いてしまったり(そして唾液で溶けて中身がばらまかれたり)といろいろ扱いが面倒なのもマイナス要素か。
「オブラートに包む」は慣用句。「本音を包み隠す」「なるべくソフトな表現する」の意味で使われる。