仕事には、カタカナ英語が氾濫している。 専門用語ならば、仕方がないと思いつつ、そのまま受け入れる。 しかし、「エビデンス」とか「フィックス」など、日本語でも別に良いのでは?と思うものについては、話が別。 「エビデンス?『根拠』でいいでしょ」 「フィックス?『決める』とか『決定』でいいじゃん」 と、仕事の最中、私は心の中で密かに毒をついている。 そうして、思いを馳せる。 最初にそれらの言葉を日本のカタカナ英語として導入した人々は、どんな気持ちで言葉を使ったのだろうかと。 単純に格好良いから? 周囲が使っているから? それとも、日本語には適当な訳がなかったから? 私の妄想は止まらなくなるが、日本語…