2月10日(火)夜 さて、寒いので、ねぎま鍋、で、ある。 ねぎま、といえば、今はねぎを間に刺した焼鳥だが、焼鳥ではなく“ま”は、まぐろ、のこと。ねぎとまぐろで、ねぎま、で、ある。 江戸東京の食い物、なのであろう。 では以前は、鶏肉とねぎを刺した今言うねぎまがなかったのかといえば、おそらくあったのではなかろうか。串に鶏肉を刺して焼いた焼鳥自体は江戸初期の文献「料理物語」(寛永20年(1643年))にあるようで、ねぎをはさんで焼くというのは用意に想像できよう。これをねぎまと呼んでいたかはわからぬが。 ともあれ。江戸落語に「ねぎまの殿様」という噺がある。(三代目古今亭今輔師のものが代表。) ストーリ…