Gaston Leroux。1868〜1927。フランス。密室トリック物の草分けとして推理小説史に残る「黄色い部屋の謎」の著者であり、「オペラ座の怪人」の著者としても有名。ミステリ以外にも歴史小説、SF小説、恐怖小説など作品のジャンルは多岐に渡る。またル・マタン紙の特派員として世界を飛び回り、ジャーナリストとしても評価が高い。
著者:ガストン・ルルー 発表:1907年 オペラ座の怪人で有名な著者だがミステリファンにはこちらが有名。 密室物の古典とされるがトリックは目新しさはないものの、こういうもののほうが好きである。 実現可能かどうかというよりも、分かりやすいトリックのほうが好きなのだ。 もうひとつの謎の、2方向から追われた犯人の消失というのは、これはその後も真似されてるやるだね。 ただ昔の元祖なので少々冗長ではあるね。まあ、これは仕方ない。