今更ながら,かの有名な『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』(クレイトン・M・クリステンセン他,ハーパーコリンズ・ジャパン,2017年8月1日)を読んでみた。 ランキング参加中読書 ジョブ理論が重点を置くのは,”誰が” でも ”何を” でもなく,”なぜ” である。ジョブを理解するということは,知見を集めて,さまざまなことが密接につながり合った絵をつくり上げていくことであり,細かい断片に区切ることではない。(位置 No. 745) ジョブ理論が重点を置くのは ”なぜ”。やはり,Why から始めよう。 コストの不安,新しいことを学習する不安,未知のものへの不安など,何かを心…