イタリアのレストランでは、アンティパストとしてかごに盛られ提供される。
伝説では、1684年、トリノの有名なサヴォイア家のヴィットーリオ・アメデオ2世が、とてもかぼそい病弱な子供だったので、その母マリア・ジョバンナ・バッティスタ・ディ・ネモスが、宮廷医に息子が強くなるように、虚弱体質が克服できるように相談した所、食生活からの改善を指示され、その宮廷のパン職人アントニオ・ブルネロが消化が良く食べやすいパンを開発したのがはじまりと言われている。ちなみにこの息子は、父が早くに病気でなくなってしまったため、9歳でサヴォイアの公爵となった。
当時のグリッシーニは、極上の小麦粉を水で良く練り、長いバトンのようなもので、少しねじれているのが特徴でした。