1985年にアメリカで製作されたアクション映画。監督はマーク・L・レスター。主演はアーノルド・シュワルツェネッガー。原題は【Commando】。
元特殊部隊「コマンドー」の隊長だった主人公ジョン・メイトリックスが、誘拐された愛娘を救うため立ち上がる。日本では独特の日本語吹き替え版の影響もあってカルト的な人気を誇っており、2ちゃんねるの各民放実況板ではどんな映画放送であろうと別途「コマンドー実況スレ」が立つ。ニコニコ動画を中心に動画素材としても人気があり、Twitterでもハッシュタグ「#コマンドー」「#commando」が存在する。
日本語吹き替え
定期的にテレビで日本語吹き替え版が放送されている。日本語吹き替えには以下の2種類が存在する。
- コスモプロモーション/翻訳:宇津木道子/メイトリックス役:屋良有作
- 東北新社/翻訳:平田勝茂/メイトリックス役:玄田哲章
独特の日本語翻訳で有名なのは後者の玄田哲章バージョンである。玄田哲章バージョンの日本語吹き替えが収録された商品は、長らく「DVD ディレクターズ・カット版」しか存在しなかった。2013年4月18日には両バージョンの吹き替えを収録し、各種特典を付けた日本語吹替完全版のBD/DVDボックスが発売。
![コマンドー (ディレクターズ・カット) [DVD] コマンドー (ディレクターズ・カット) [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51C-CXuuNPL._SL160_.jpg)
有名なセリフ(一部)
- 「一番気に入ってるのは……」「何です?」「値段だ」
- 「無事取り戻したければ……俺たちに協力しろ、OK?」「OK!」
- 「ベネット!殺されたんじゃ?」「残念だったなぁ、トリックだよ」
- 「10万ドルポンとくれたぜ」
- 「面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる」
- 「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる」
- 「だめよ、7時半に空手の稽古があるの。付き合えないわ」「今日は休め」
- 「容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」
- 「今日は厄日だわ!」
- 「支えてんのは左手だ。利き腕じゃないんだぜ」
- 「お前は最後に殺すと約束したな」「そうだ大佐、た、助けてくれ」「あれは嘘だ」
- 「買い物だ」「買い物?」
- 「それは何?」「ロケットランチャーだ」
- 「どこで使い方を習った?」「説明書を読んだのよ」
- 「こんなの飛行機じゃないわ!羽のついたカヌーよ!」「だったら漕げばいいだろ!」
- 「何が始まるんです?」「第三次大戦だ」
- 「ただのカカシですな」
- 「見て来いカルロ」
- 「来いよベネット、銃なんか捨ててかかってこい!」
- 「来いよベネット!怖いのか?」
- 「誰がテメェなんか!テメェなんかこわかネェェェ!野ぁ郎ぉぉぶっ殺してやああぁぁる!」
- 「地獄に堕ちろ、ベネット!」
- 「まだ誰か残っているか?」「死体だけです」
- 「また会おうメイトリックス」「もう会うことはないでしょう」
キャスト/スタッフ
- 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、アリッサ・ミラノ、レイ・ドーン・チョン、ヴァーノン・ウェルズ
- 監督:マーク・L・レスター
- 脚本:スティーブン・E・デ・スーザ
関連語
- 戦争映画
- アクション映画
- リスト::外国の映画::題名::か行