最近、アマプラで『湯遊ワンダーランド』という連ドラを観た。漫画が描けず、悪夢に悩まされる日々を送っていた漫画家の主人公・きつこ(ともさかりえ)がサウナと出会い、初ととのう体験や銭湯に通う人々&家族とのやり取りを通して自分と向き合い、日常のストレスや悩みを解消していくというお話。こう書くとまともな感じに聞こえるが、一つひとつの話はだいぶシュールである。なぜなら、きつこをはじめとする主要登場人物が全員ぶっ飛んでいるからだ。いや、いい意味で。ここでは、きつこに様々な影響を与えるキーマン(?)として、銭湯のマナーにうるさいババア=主(ヌシ)の存在が描かれている。例えば、洗い場で歯磨きする人やサウナで横…