この晩秋から冬にかけて花を咲かせるよく似た2つの植物があります。 それがツバキとサザンカ。いずれもツバキ科ツバキ属です。 ツバキは青森でもお馴染みですが、サザンカはありません。 なぜなら温暖な地域の花木だから。自生の北限は山口県あたりといいます。 2つの違いはいろいろあるようですが、散る際に花まるごと落ちるのがツバキ。 バラバラと花弁を散らすのがサザンカだそうです。 ところでこの花はなんでしょう。ツバキでもサザンカでもありません。 実はチャノキ。品種はヤブキタ。私たちが飲むお茶の木です。 こちらもツバキ科ツバキ属なのでそっくりです。 お茶も温暖な地域で栽培されますが、ヤブキタのように 寒さにや…