先週末12日の日経平均は反発して、終値は80円高の3万9523円で引けました。 米国市場では、市場予想をやや下回った3月生産者物価指数(PPI)が安心材料となって、アップルやエヌビディアなど主力のグロース株が大幅高となり、ナスダックが史上最高値を更新しました。これを受けて開始早々には上げ幅を300円超に拡大しましたが、すぐに上値が重くなって急失速し、前日終値に接近したところで切り返すと、以降はプラス圏で方向感に欠ける動きが続き、2桁の上昇かつ、後場の安値圏で取引を終了しました。 今週の東京株式市場は、上値が重い展開が予想されます。 まず、中東情勢が緊迫化しており、外部要因が市場に影響を与えそう…