皆さんこんにちは。 前回は、アリストテレスによって宇宙が「こうあるべきもの」として整理され、思想として一度完成してしまったことを見ていきました。 しかし、その宇宙はまだ“完成しきってはいません”でした。 なぜなら、それはまだ「宇宙がどうあるべきかを説明するもの」であって、「星の動きを計算する仕組み」ではなかったからです。 今回は、その完成した宇宙を「計算できる宇宙」へと整えていくお話です。 宇宙を“使える形”にした人物 今回の舞台は、前回のアリストテレスから500年後の西暦2世紀の古代ローマ帝国時代のエジプト・アレクサンドリア。 クラウディオス・プトレマイオスという天文学者のお話です。 彼が行…