もうすぐ11月なのに昼間は夏のように暑い。秋の実感に乏しい10月だった。それでも、さまざまな渡り鳥が秋の到来を教えてくれた。 とりわけ目を引いたのがエゾビタキ。去年と比べて明らかに多い。おかげでシャッターチャンスには事欠かなかった。OM-1のプロキャプチャーを実践する機会もふんだんに与えてくれた。トックリキワタの花とのコラボ写真も実現した。 エゾビタキのようにたくさん撮れる鳥もいれば、渡りの途中で立ち寄った姿を一瞬見ただけで終わった鳥もいる。撮影はできても証拠写真しか撮れなかった鳥もいた。むしろ、そっちのほうが多いかもしれない。 結果的に証拠写真しか撮れなくても秋の鳥見は楽しい。朝、山へ向かう…