レジリエンス

『19:15 怠惰は人を深い眠りに陥らせ、怠け者は飢える。 箴言19:15新改訳2017』 人生の中では、時折、立ち止まって、現状の把握をする必要を感じます。 でも、下手をすると、そこで、身動きが難しくなってしまうこともあります。 それは、人生の方向性を見失うことです。 小さい頃には、養育者や周囲の人たちの影響を受けて、教育を受けたり、進路を決めたりします。 しかし、人生には自分が一生、安全に安定的に、進めるような専用道路があるというケースは稀ではないでしょうか？ 試行錯誤の連続で、多くの人は、挫折を経験し、そのダメージに打ちのめされています。 それに耐えて、次への一歩を踏み出せるか？否かが、…

過ちを認める力が、人生を動かす ジョナサン・スウィフトの名言に学ぶ 序 章 夜明け前の静けさの中で、カップから立つ湯気が頬を撫でます。深煎りの苦味が鼻腔を刺激し、小鳥の声を待つ空気が張り詰めます。昨日の失敗は舌に残る渋みのように蘇り、逃げたい影が壁を揺らします。それでも未来の甘い香りが、胸の奥で小さく灯り続けます。 ジョナサン・スウィフトはこう述べました。十八世紀アイルランド生まれで『ガリヴァー旅行記』の著者として知られる彼は、人間と社会を鋭く風刺した作家です。「過去の過ちを認めるのを恥じてはならない」冬の風のように鋭いこの言葉は、私たちに前を向く勇気を与えます。私はその光を頼りに筆を取りまし…

闇鍋みたいなもんですよ、人生。感覚で味わう挑戦のススメ ひんやりとした朝の空気が、肺の隅々までゆっくりと広がります。 シャツの袖口に触れる冷たい風が、今日という一日を静かに告げているようです。 キーボードを打つ指先に伝わる微かな振動が、いつもとは違うリズムを刻みはじめます。 そんな瞬間、私は思い出します。 「闇鍋みたいなもんですよ、人生。 何入ってるかわかんないけど どれかつまんで食べるしかないみたいな」──宇多田ヒカル。 見えない鍋の蓋を前にして、私たちは選択を迫られます。 ビジネスの現場もまさにそんなものです。 何が飛び込んでくるか分からない状況で、 舌先の“味見”を信じて一歩を踏み出す勇…

挑戦こそが未来を拓く 「大事なのは挑戦すること。挑戦し、たとえ失敗しても悔いる必要はない。」これは上原浩治さんの名言です。多くの人々に勇気を与えます。私もこの言葉に励まされています。 上原浩治さんは、日本のプロ野球界で輝き、その後米国メジャーリーグへと挑戦しました。彼は常に限界へ自らを追い込み、新たな環境で結果を残しました。その生き様は普遍の勇気を示します。 挑戦の意味と葛藤 現代を生きる大人は、日々の仕事や家庭に追われ、自分の可能性に疑問を持くことがあります。ときには勇気が湧かず、挑戦への一歩を躊躇してしまいます。しかし挑戦は成長の源です。 上原さんは、野球という厳しい世界で、常に新しい環境…

ストレスを瞬間蒸発させる『マインドフルネス』技法 マイケル・シンガーの瞑想研究：心理的レジリエンス ストレス社会とマインドフルネスの関係 現代の職場は、多くのストレス要因に囲まれています。 上司との関係、部下の指導、チームワークの課題、納期のプレッシャー、職場の人間関係⇒こうした要因が積み重なり、心理的な負担が増大しているのが現実です。 特に、職場の対人関係はストレスの主要因となりやすく、これが解消されないとメンタルヘルスの悪化やバーンアウトにつながる可能性があります。 そのような状況において、近年注目を集めているのが「マインドフルネス」という技法です。 マインドフルネスは、心理学や神経科学の…

今日は、暖かくて半袖で過ごす子もちらほらいました。動くと暑くて段々上着がいらなくなってくるなあと思いました。本年度もあと少し。年度末のざわざわが感じられます。大人も子どもも落ち着かないですね。一旦立ち止まって見なくちゃと思います。 今日は金曜日なので不登校と引きこもりについて綴っていきたいと思います。 3月は卒業シーズンですね。私は余り号泣するタイプのお母さんではないのですが周りは泣ける～と言います。何故かあまり泣けない人です。弟妹に聞いても泣けないというのでこれはそういう家族の家系なのかもしれません。 我が家の１６歳引きこもり息子も、昨年中学を卒業しましたが、中２から完全不登校で１度も登校し…