Leslie Cheung (1956年−2003年) 歌手、俳優。 漢字では張国栄(張國榮)と表記。香港のトップスター。 1993年の映画「さらば、わが愛/覇王別姫」の主演で世界的にも知られるようになった。 2003年4月1日18時40分頃に香港の中環にあるマンダリン・オリエンタル・ホテル24階から飛び降り自殺し死亡。享年46歳。
タイトルはチラシに書かれていた煽り文(合ってる?)を拝借。 程蝶衣にとって正にピッタリな一文だと思います。 ところで、9月1日からネット配信が始まったようです。 /📢決定!さらば、わが愛/#覇王別姫パッケージ発売&デジタル配信🎊\1⃣12/22(金)発売パッケージ(4K修復版Blu-ray)2⃣本日9/1(金)よりデジタル配信(HD版)それぞれのバナーを公式HPに設置✨👇https://t.co/LAjWwCUkWl#霸王别姬 #張國榮 #レスリー・チャン pic.twitter.com/LjljD36oG6 — さらば、わが愛/覇王別姫 4K | 全国順次公開中 (@hbk4k) 2023年…
『さらば、わが愛/覇王別姫』観てきました。 公開から30年。主演のレスリー・チャン没後20年という節目の年だったらしく特別に映画館で公開と相成ったようです。 地域によってまちまちだと思いますが、都内でも本来今日までの予定が少し延長されたので、公式HPかアカウントを見てチェックしてみるのをおすすめします。 これにそのまま追記するか新規にするかわからんけど、語彙力のない感想は改めて。 さらば、わが愛 覇王別姫 4K|トップ twitter.com 追記:感想別記で書きました。 shenwu404.hatenablog.com
昨日、1ヵ月半ぶりにミニシアターに行きました。 観たのは「さらば、わが愛/覇王別姫4K」です。 (C)1993 Tomson Films Co.,Ltd.(Hong Kong) 2人の京劇俳優の波乱に満ちた生きざまを描き、中国語映画として初めてカン ヌ国際映画祭パルムドールを受賞した一大叙事詩。 京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の京劇役者の愛憎と人生を、国民党政権 下の1925年から、文化大革命時代を経た70年代末までの50年にわたる中国 の動乱の歴史とともに描いた。 デビュー作「黄色い大地」で注目され、本作の成功によって中国第5世代を代 表する監督となったチェン・カイコーがメガホンをとった…
チェン・カイコー監督、レスリー・チャン(程蝶衣)、チャン・フォンイー(段小樓)、コン・リー(菊仙)、リゥ・ツァイ(グアン師匠)、イン・ダー(劇場主)、グォ・ヨウ(袁世卿)、イン・チー(少年期の小豆子/程蝶衣)、レイ・ハン(小四)ほか出演の『さらば、わが愛 覇王別姫 4K』。1993年作品。日本公開94年。 原作は李碧華(リー・ピクワー)の同名小説。 第46回カンヌ国際映画祭、パルム・ドール(最高賞)受賞(※ジェーン・カンピオン監督の『ピアノ・レッスン』と同時受賞)。 www.youtube.com 1925年の北京。遊女である母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆子。いじめられる彼を弟のよ…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 最近観た映画、ドラマの覚書き。(2023年8月) U-NEXTで観た作品を中心に、最近観た映画、ドラマの覚書きを綴ります。 ハートレ・スシティ 無情都市 画像出典元:https://www.youtube.com/watch?v=3e-OMhezpo0 ソウルに暗躍する麻薬組織の幹部であるシヒョン(チョン・ギョンホ)は、”博士の息子”という異名で、組織の中で急速に勢力を拡大しつつあった。ある日シヒョンは組織のボスを抹殺することを計画。しかしそれは、単なる組織掌握を目的としたクーデターではなかっ…
制作30周年、レスリー・チャン没後20年の特別企画として4K公開されている本作。鑑賞して来ました。 「さらば、わが愛 覇王別姫」 映画.com 1925年国民党政権下の北京。遊女である母親に捨てられ京劇養成所に入れられた小豆子。いじめの対象となった彼を兄のようにかばう石頭。二人は成長しそれぞれ程蝶衣(レスリー・チェン)、段小樓(チャン・フォンイー)と名前を変えコンビを組み京劇界のスターになっていく。蝶衣は小樓に密かな想いを抱いているが小樓はその想いに気付かぬかのように遊郭で出会った女郎の菊仙(コン・リー)と結婚してしまう。 日本軍占領、国民党支配、共産党支配、文化大革命と、中国激動の50年を背…
ランキング参加中映画 『上海グランド』新上海灘 1996年 香港映画 台湾人民同盟の革命家ホイ・マンギョン/許文強(レスリー・チャン)、労働者だが三合会指導者を夢見るティン・リク/丁力(アンディ・ラウ)、三合会のリーダーの娘、フォン・チンチン/馮程程(ニンジン)。 許文強は日本の侵略者と戦っている。船上の銃撃戦で重傷を負った許文強は、上海の海岸に流れ着く。瀕死の許文強を発見した丁力は、彼を自宅に連れ帰り手当をするのであった。丁力は、馮程程に恋心を抱いており、接近するために手を尽くしていた。しかし馮程程をめぐり、許文強と丁力は対立するのであった… 1920年代の上海租界を舞台とする。1980年に…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 映画、さらばわが愛覇王別姫を観てきました。 公開30周年、レスリー・チャン没後20周年特別企画である「さらばわが愛、覇王別姫」を観てきました。 megstyle39.hatenablog.com 公開から間もないからか、ほぼ満席。 お客さんは男性客と女性客半々くらいでした。 正直、女性客がほとんどだと勝手に想像していたので、男性客も多かったのは嬉しかったです。 今回初めて、この映画を映画館で観れたわけですが、やはり大きなスクリーンと音響の良い映画館で観るべき作品だなと思いました。観に行って良か…
こんばんは。 今週寒かった~。毎日あったかいお茶飲んでました。 でももう6月も下旬になります。 もうすぐ7月!夏!来る!夏! 前に、「最近観たい映画がない~。『バービー』も観る気しない~」という 記事を書いたと思うのですが、少しずつ映画に対する情熱が戻ってきました。 これは絶対観に行きたい!と思っているのがこちら。 「さらば、わが愛 覇王別姫」!!! cinemakadokawa.jp すでに何度も観たことがある名作ですが、ぜひぜひスクリーンで観たい! 今年はレスリー・チャン没後20年なんだそう。 自分が彼のことを知ったときには、とっくに亡くなっていました。 だから20年と言われてもあんまり実…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); レスリー・チャンの映画、流星を観ました。 今年はレスリー・チャンの映画「流星」が4月1日に上映されたり、デジタル配信されたりしたので、私も家で観ました。 大好きな映画のひとつなんです。 なので今日は、あらためて紹介を。 megstyle39.hatenablog.com megstyle39.hatenablog.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); あらすじと予告編 ●あらすじ● 証券アナリストとして日々スリリングなビジ…
私が2016年までに見た兄弟姉妹が出てくる、もしくはストーリーに関わる主に映画の作品を自分の記録のためにまとめてます。 兄弟姉妹が出てくる作品がとにかく見たかった頃に、こういう作品一覧があったら本当に助かる!と思ってたのですが、無かったのでつくりました。 ※鑑賞順 ※★印はお気に入り ※私がこれは兄弟姉妹映画だ!と思ったらリストに入れてる。なので兄弟姉妹ものじゃないのも結構ある。偏りありまくり。 ※兄弟姉妹の定義はかなり幅広め。 ・「ナニーマクフィーの空飛ぶステッキ」(2005) 監督:カーク・ジョーンズ キャスト:エマ・トンプソン、コリン・ファース、トーマス・サングスターなど …7人兄弟姉妹…
日比谷公園には、ほんの少し変わったベンチがそこかしこにある。(厳密に言うと日比谷公園だけじゃないんですが、今回は日比谷公園について) 自分は過去に何度も足を運んでは紅葉見たり、あるバンドのライブが野音であったのでぼっち参戦とかしたこともあったり、浅からずとも遠からず何かしら多少の縁がある日比谷公園。 結構広い公園なので、休むベンチが沢山あるのは知っていたんですが、その中でも更にちょっと特別なベンチたちがあることについ最近知ったという。当たり前すぎて気付かなかったんですかね。 その名も「思い出ベンチ」。
台湾の候孝賢(ホウ・シャオシェン)監督がアルツハイマー病を患い引退することになったと新聞に出ていた。候監督と言えば「悲情城市」だ。一時期台湾映画ブームがあり、新作だけでなくリバイバル上映の作品もよく観たが、これほど感銘を受けた映画はない。トニー・レオンの最高傑作だと思う。私と親友はトニー・レオンが出ている名作という前知識だけでこの映画を観に行った。観終わった後、私たちはあまりの感動に言葉が出てこず、互いに無言のままだった。 あらすじを、こんな感じですと簡単に書くことは出来ない。1945年以降、日本の統治から離れた台湾が国民党政府になるまでをベースに、激動する政局に振り回される国民の姿を、ある一…
横浜のミニシアター「ジャック&ベティ」にて、『サタデー・フィクション』(ロウ・イエ監督)鑑賞。 時は1941年、パールハーバー攻撃直前の上海。(……こうやって書いているだけで、ヲタクの背中は興奮でゾクゾクしてくるざんす 笑)日本軍の占領を唯一免れた当時の上海英仏租界は、日中欧のスパイが日夜、熾烈な諜報合戦を繰り広げていました。折しも12月1日、その魔都・上海に、人気女優ユー・ジン(コン・リー)が降り立ちます。行き先は、当時上海の最高級ホテルであったキャセイ。キャセイ・ホテルに宿泊先しながら、新作舞台である『サタデー・フィクション』に主演するためでした。劇場では、熱烈に彼女を恋慕う演出家の舞台の…
「香港映画祭2023 Making Waves – 香港映画の新しい力」で『風再起時』を見た。 本作はなんといっても「トニー・レオンとアーロン・クォックの映画初共演!」というのが最大のポイントだろう。TVB時代に共演しているとはいえ、映画では初共演。アーロンは、近年は映画に力を入れていて、日本公開された『プロジェクト・グーテンベルク 偽札王』(2020)でも素晴らしい演技を見せてくれた。トニーの世界的な活躍については言うまでもないだろう。 僕としてはフィリップ・ユン(翁子光)監督が佳作『九龍猟奇殺人事件(踏血尋梅)』(2015)以来8年ぶりとなる本作で、見応え十分なクライム・サスペンス大作を撮…
11月3日「香港映画祭2023 Making Waves – Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」にて「毒舌弁護人〜正義への戦い〜」が上映され、ゲストに主演の国民的スター、ダヨ・ウォンと監督・脚本を手掛けたジャック・ンがゲストとして登壇しました。 本作は今年の旧正月に公開され、香港映画の歴代興行収入ナンバーワンの記録を更新しただけあって、本当に面白い息もつかせぬ法廷劇。 ダヨ・ウォン演じる法廷弁護士ラム・リョンソイは無実のシングルマザーが自らの落ち度で有罪となり刑務所に入ったことで味わったどん底から、彼女の無実を証明するため地道な検証と奇襲作戦を繰…
1990年作品、チン・シウトン監督、レスリー・チャン ジョイ・ウォン ミッシェル・リー ジャッキー・チュン リー・チーホン出演。青年道士ツァイ・サン(レスリー・チョン)は濡れ衣を着せられ投獄されるが、獄中で奇妙な老人と知り合いその助けをかりて脱獄に成功する。 逃げる途中で、チー・フォン(ジョイ・ウォン)、ユー・チー(ミシェル・リー)の美人姉妹に出会い、かつて愛した美しい幽霊スー・シンに瓜二つなチー・フォンの姿にツァイ・サンは胸を高鳴らせるが、二人はどうやらツァイ・サンのことを偉い道士と勘違いしたらしく、彼とその道連れの野道士チャオ(ジャッキー・チョン)に、無実の罪で投獄されている姉妹の父を救出…
1987年作品、チン・シウトン監督、レスリー・チャン ジョイ・ウォン ウー・マ ラム・ウェイ ラウ・シウミン出演。賞金稼ぎが横行する時代、お金もなくその日の宿にも困りながら旅を続ける寧采臣(レスリー・チョン)は、ある夜さびれた寺で一夜を過ごそうとするが、そこで二人の道士、夏候兄(ラム・ウェイ)と燕赤霞(ウー・マ)の戦いに巻き込まれなんとかその場を逃れるが、一方何者か美しい娘に誘惑された夏は、彼女によって精気を奪われ屍と化してしまう。 その頃寧は、琴の音にひかれてある一軒家を訪ね、そこで小倩(ジョイ・ウォン)という美しい娘と出会う。 実は彼女こそ夏を無惨な姿に変えた妖女だったのである。 それを知…
仕事終わりに終電前の新宿でエリザベス・バンクス『コカイン・ベア』を見る。昨今話題のクマさん出没だけでなく、微妙に埼玉県自民党県議団による虐待禁止条例改正案を思い出す話も出てきた。クマに罪はないんやで、という映画であり、罪のない人も死にます、という映画でもあり、微妙に善悪の境界が曖昧で最後の生還者も一部予想を裏切る。誰が主役だかよくわからないという映画も久々に見たかもしれないが、単にクマを中心にした群像劇といえばいいだけだが。『血みどろの入江』の金目当ての大人たちがタコさんの餌食になったような光景や、漠然と『殺人捜査線』の粉を日本人形に!という展開を連想しなくもない、コカインをクマが食った!とい…
現在2023年10月、Travis Japan にはまるまでに自分が何を推してきたか。 これはずっと以前から、残したい、書いてみたい、と思っていた自分の推し歴。 トラジャの如恵留君が気になって、とらじゃ担さんによるブログ等でトラジャにはまったきっかけエピソード、トラジャの魅力考察、メンバーへの愛などなどトラジャファンが綴るものを覗いては、その読み応えに感動、満足して、更に応援しようという気持ちが溢れた2019年~2022年。 自分もそういうもの書いてみたいなぁと思ってはいたけれど、この10年ほどは型通りの仕事文書以外には書くことがなくなってしまって、ちゃんとした文章を書けるかどうかわからないま…
東京国際映画祭2023で10月26日に開催されたマスタークラスにて映画『2046』(04)終映後にアジアの至宝、俳優トニー・レオンが登壇。司会進行役の市山尚三氏とのトークではホウ・シャオシェン監督、ウォン・カーウァイ監督、ふたりに影響を受けて音楽、文学を教わったこと、自らの演技を再構築したことを語りました。 公式サイトでトークの内容は公開されているので、こちらでは過去にトニーをインタビューした筆者の目線で当日の模様をお届けします。 https://youtube.com/playlist?list=RDCMUCORSyZr9pmBD1iKJDf3RtNw&playnext=1 まずは盛大な拍手…
友達の誕生日によせた短歌です。 思えばこの4年私は人間のかたちをした濁流とかになっていたんだけど、このたび濁流に自我がうまれて、4年も濁流として色んなものをやり過ごしてしまったことに気づいて愕然としました。濁流から停滞して濁った水になってました。故人の誕生日祝うのとかもうやめよう 普通にしていこう それが普通だし とか思ったんだけど、祝わないよう気をつけることが余計に不在を感じる原因になってここ1.5ヶ月くらい心めちゃくちゃでした。濁流をしているとこうやってものすごい速さと力で月日が流れて過ぎ去っていきます。誕生日おめでとう。4年経っても誕生日おめでとうの続きをなんて言ったらいいかわかんない。…
それとは別にこの作品の美術的なイメージのすべては一枚の衣裳から発生した。それは主演の一人のレスリー・チャンが劇中で着ていたモヘア織りの黄色いストライプの毛がふさふさとしたセーターだった。私はこのセーターから受けるイメージをどうにかして表現できないかと考えていた。 フィオヌラ・ハリガン 石渡均/訳『映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 プロダクションデザインという仕事』(フィルムアート社) 黄色っぽい、あの場面。あの、とぼんやり指される、指す、その、あの、がたくさん記憶のなかにあるはずで、どこか、といわれると明確にこれと言えないで、黄色のあの感じだけ残る、いつも。 片膝を立てた姿勢に見比べるアンデ…
最近立て続けに古い映画を観た。 レスリー・チャン没後20年の記念で上映されている『さらば、わが愛』と去年から4Kリマスター版が続々と出たウォン・カーウァイ映画の『ブエノスアイレス』だ。『ブエノスアイレス』もレスリー・チャンの主演作品。レスリー・チャンのことを、彼が生きているときに名前を聞いたことがある程度で、彼の訃報を新聞で読んだ時にようやく認識し始めた。2本の映画とも、レスリー・チャンの麗しさが目を引き、高貴な部分も飄々としている部分も気だるい部分もすべて魅力的。 それはさておき。映画を観て驚いたことがある。 『さらば、わが愛』は中学の時に李碧華氏の原作小説を読んで、大学のころにネットからダ…
バージョンアップ後あきらかにMacの調子が悪く、原因がなんとなく分かっているところ、まで。うすうす気づいていて気になっていたところが、容量の関係もあって負荷がかかって問題として出てきた。余裕をとっていなかったのが余裕をつくるようになって、ただ、余裕ができたらできたでまだ全然動けない。それも分かっていた。でもこんなものだと、順調なほうだと思う。 マシンにトラブルはつきもので、こうやって治しながらいくのがもともとこれらの文化の精神だった。とも思う。 『ブエノスアイレス』(97)のプロダクションデザイナー、ウィリアム・チャン・シューブンらがつくったあの世界観は、ナン・ゴールディンのあの世界観ももとに…