一周忌の時のことです。 「最近どう? 今考えると、大変だったけど、サッチャンを介護していたことが支えになっていたのかもね」 と、久しぶりに会った兄から言われ、続けて、 「犬か猫を飼って世話をするといいんじゃないの」 とも言われました。 その時は、「そうかも」と思いながらも、素直には受け止められずにいました。 大変だった介護が「支えになっていた」と言われても、すぐにはピンとこなかったのです。 常に気を張っていた介護生活 介護中は常に気を張っていました。 いつ起きるかわからない母の咳発作や、認知症による夜中の行動に、気持ちが休まることはありませんでした。 ちょっとした咳や夜中の物音でも目が覚めてし…