毎日、入居者様たちと向き合いながら、介護の現場で過ごしています。人の命や尊厳に関わる仕事は、本当に大切で、やりがいも大きい。でも同時に、自分の時間や心が、気がつかないうちに「仕事」に飲み込まれてしまうことがあるのも事実です。 気がついたら、朝から晩まで仕事のことばかり考えていたり。 休みの日も、あの時の対応で良かったのかと考えていたり。 ふとした瞬間に、「あれ? 私の“生活”って、どこに行ったんだろう」と思うこと、ありませんか? 今日はそんな「仕事に生活を乗っ取られないために」大切にしたい考え方を、私自身の経験を交えながらお伝えしたいと思います。 介護士という仕事の「境界線のあいまいさ」 介護…