演者と観客は、相互に必要な関係です。 演劇に例えると、お客さんが入らないと成立しません。 無意識な領域でも、家庭の中や、社会の中で、この役割分担が行われていると感じるのです。 底抜けに明るい振る舞いをする子が、一人いれば、その周囲の人たちは、お客さんとして楽しめるでしょう。 明るい振る舞いと書いたのは、その心理的背景にも、気を配る必要性を感じるからです。 お互いに、補完関係が上手く言っていると、精神的にも安定する要素になります。 理想的なのは、時には、立場を入れ替えて、お互いに、その人の表現を知るという環境の構築です。 演者は、表現者と言い換えても良いですね。 人間は、それぞれに、適度な表現を…