私には、とっても素敵な友人がいます。いつも(ときどき?)私のことを思い、祈ってくれる。何年も会わなくても、昨日も会ったかのように話せるお姉さん。話すとなぜか、いま生きていることがうれしくなる。キラキラした、尊いひと。そんな彼女が先日、ご友人が書かれたという本を届けてくれました。今のあなたの想いに、ピッタリだからと……。 『女性の秋を生きる二人の往復書簡』豊田かな , 大嶋裕香著(いのちのことば社 , 2024) 本書は、牧師夫人という共通点をお持ちのお二人が、お互いに宛てた手紙を、エッセイ風にまとめられた作品です。語りかけるような親しみのある文体と、独自の人生観は、同世代の私として心から共感で…