日本の神社の社格の1つ。国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた神宮(伊勢神宮)などの神社がある。格式の高い順から、上七社、中七社、下八社と分けられており、主に畿内の神社から選ばれた。 長暦3年(1039年)に22社目の日吉社が加わり、永保元年(1081年)に制度としての二十二社が確立したとされる。
丹生川上神社の下社・上社を訪れ最後に中社へと向かいます。 youomairi.com youomairi.com 東吉野村を進みます。 もう少しで中社に到着する手前に明治谷墓所と書かれた案内板と「維新のさきがけ 天誅組」と書かれた気になるのぼりを発見。調べてみると、この地に眠るのは諸藩を脱藩した吉村寅太郎・藤本鉄石・松本奎堂を中心に尊王攘夷急進派の集団として1863年に結成された天誅組の志士たち。尊王攘夷派による初の武装蜂起を起こしたものの、逆賊の汚名を着せられ幕府から追われることとなり天誅組の多くの志士がこの地で討たれそう。外国の脅威から日本を守るためにもと高い志を持っていた行動を起こした志…
前回に続き丹生川上神社の三社巡りへ。 youomairi.com 吉野川に沿って上流の方へと向かっていきます。 道中アマゴ釣り堀の看板がありました。井氷鹿(いびか)の里という場所でアマゴ釣りやつかみ取り、バーベキューなんかもできるんですね! www3.pref.nara.jp 大滝ダムが見えてきました。ダム沿いに先へと進みます。 この日は天気も良くツーリングをされている方もたくさんいました。 道の駅の先にあるトンネル前を左に曲がります。 トンネル前を左に曲がった先の道を少し進むと到着!黄色の旗が目印です。山が目の前に見えてかなり標高が高いところにやってきました。 駐車場は第一・第二・第三と複数…
天理市にある石上神宮・道の駅・大和神社をめぐった後は、吉野にある丹生川上神社を目指します。元々は一社だったそうですが、今では三社(下社・中社・上社)あわせて丹生川上神社と呼ばれています。まずは下社へと向かいます。向かう道中以前参拝したことのある大神神社がありました。参拝したい気持ちを抑え吉野へ! 道中もたくさん古墳や史跡跡がありました。 1時間ほど車を走らせようやく看板がありました! 1時間20分ほどで駐車場に到着!下市町山村振興センターが下社の駐車場にもなっているようです。お手洗いもあります。 川のせせらぎ、森のかおりに癒されます。 下社の鳥居。丹生川上神社は飛鳥時代に天武天皇によって675…
youomairi.com 貴船神社の本宮へお参りした後は、奥宮へお参りします。※奥宮へは本宮から15分ほど歩きます。 日が傾いてきてライトアップが始まっていました。 鈴鹿川にかかる橋にも青もみじを発見! 鈴鹿川左手を見ると小さな滝がありました! 奥宮への道中に中が空洞になった苔むした木が!木の生命力って本当にすごい! 川沿いのお店では京都の夏の風物詩でもある川床の準備が進められていました。 いつか貴船の川床も体験してみたいなぁ~ 左の階段を上がると貴船神社の中社にあたる結社があります。磐長姫神をお祀りしており、和泉式部も参拝したという縁結びで有名な社。正式な貴船神社の参拝方法は、三社詣といっ…
今回のドライブの最後は、鞍馬山に流れる貴船川上流にある貴船神社へ!今まで本宮には何度か訪れたことがありましたが、今回初めて奥宮まで行ってきました。まずは本宮へお参りします。 本宮までの階段にずらっと並ぶ朱色の灯篭と深緑のコラボレーションがとても素敵です。 貴船神社は鬱蒼と茂る木々に囲まれ森の香りを強く感じられ、水の流れる音にも癒されるお気に入りのスポットです。 訪れた時(2021年8月11日)はちょうど京都の七夕の時期で、七夕の笹飾りが!夜にはライトアップも行われます。 貴船神社の本殿。貴船神社の創建時期については定かではないですが、666年には改修工事が行われたとの記述が残っているそうでそれ…
youomairi.com 楼門から入るのではないので正式な参拝ルートではないとは思いますが、立派な摂社の前を抜け西本宮へ! 拝殿からお参りします。 拝殿の内側には猿の絵が多く奉納されていました。 拝殿と西本宮本殿。西本宮の主祭神は出雲大社や大神神社などに祀られている国づくりの神として有名な大国主命の別名でもある大己貴神(おおなむちのかみ)。 織田信長の比叡山焼き討ちの被害にあったため、今ある社殿は1586年造営で先ほどの宇佐宮と同様、正面と両サイドに庇をつけた日吉大社独特の建築スタイル。本殿は国宝に指定されています。この建築様式は全国をみてもこの日吉大社にある西本宮・東本宮・宇佐宮だけなのだ…
芙蓉園にてランチを頂いた後は、テレビなどで紹介されているのを見て以前からずっと行きたかった日吉大社へ参拝します。 日吉大社は全国にある「日吉神社」「日枝神社」「山王神社」の総本山。山王とは日吉大神の別名で天台宗・比叡山延暦寺の守護神でもあり、天台宗のお寺が全国に広まるとともに日吉大神も祀られたことで、全国に3,800社余りもの分霊社があるそうです。仏教との結びつきも深いことから、境内には山王鳥居をはじめ、神仏習合の特色を残した建造物を見ることができます。 駐車場は50台ほど停められるようで、東受付にて入苑協賛料(大人300円 小人150円)をおさめ駐車場にとめます。バスなどで徒歩で入苑する場合…
近場をうろちょろ。二十二社は上七社と中七社、下八社と分けられている。上七社の筆頭は伊勢神宮。序列二位は石清水八幡宮となってる。山城国の一宮の賀茂神社が序列三位で石清水八幡宮が二位なのは何でだろう… 一宮ってのはその国のトップの神社ですって認定みたいなやつ。源氏の氏神だったからそんな感じで忖度があったのかなぁ…その他の情報として裏鬼門を守る神社この前行った日吉大社が表鬼門を守ってる。八幡系の神社が日本で一番多くて7000社くらあるっぽい。源氏の氏神さまとしても有名。私のニッチな趣味の戦艦守護神社巡りの対象にもなってるwこの神社は戦艦扶桑、戦艦山城の守護神社でもある。 てことで、とりあえず行ってみ…
つくばね発電所見学会の最後に水神総社「丹生川上神社 (中社)」参拝。 ご祭神は「罔象女神(みづはのめのかみ)」水一切を司る水利の神で、同じ水神でも貴船神社の「高龗(たかおかみのかみ)」は龍神を現し治水を司る治水神で、「罔象」は水の恵みも併せ持つ利水神とされます。 「丹生川上神社」は上下社とここ中社の三社合わせて「丹生川上神社」と称し朝廷の定めた二十二社中下八社に数えられ、上下社はそれぞれ時代変遷を経て治水神の「高龗」と「闇龗」をお祀りしてますが各神社の由緒由来なんかから見ると中社と同じ利水神「罔象」をお祀りしてた様に私は考えます。 処で、ご祭神が「罔象女神」と云うと私の地元の産土神「野江水神社…
花粉の事や人込みを避けてなんか考えてて、足早に通り過ぎてくサクラに追いつけなくて慌て気味の「京都東山お花見」の途中で「吉田神社」。 京都大学正門から少し東に行くと一の鳥居が見えてきます。 藤原山蔭が一族の氏神として春日大社より勧進したのが始まり、国家鎮護を目的に朝廷から特別の奉幣を受ける二十二社の一社で、江戸時代には幕府が定めたた諸社禰宜神主法度により当社神職の吉田家は全国神社神職の任免権を与えられ神道界に大きな影響力を持っていました。 近年では節分の追儺式(鬼やらい神事)で有名な神社で、今年の2月右肩が痛くならなければ来てみようと思ってた神社なので立ち寄るつもりで少し早く出てきましたが、この…
『貴船神社』は初夏の京都でも最も美しいスポット!新緑に包まれる快感! 京都『貴船神社』は、京都の最奥地に鎮座する水の神様を祀る神社です。京都の市街地からは車でおよそ45分、電車やバスですと60分以上は軽くかかりますので、行きたくてもなかなか行けないスポットになっています。 貴船神社へのアクセス この日は5月の下旬。GWの人混みも途絶えた土曜日でしたが…筆者が帰る頃には既に駐車場は満車になっていました。 京都の市街地からですと、京阪電車で終点の出町柳まで。そこから叡山電車に乗り換えて、終点ひとつ手前の貴船口駅までおよそ30分。 ここから路線バスでさらに10分ほど乗って、ようやく『貴船神社』まで到…
▼「京都に行きました」過去分 2022年7月23日土曜日。 おはようございます!今日は早起きして朝の京都を走ってみたいと思います!京都を走るのは実は2回目。 ↑前回は冬、寒い中走りました。 今回はたくさん写真や動画があるので前後編の2回に分けたいと思います。 前篇 スタート 京都2日目の朝6時を廻りました。 烏丸大池 六角通からスタート。八坂神社をまずは目指します。 四条烏丸→四条通 いつもは人の多い場所が閑か。新鮮です。 この画を見て、何か気づきませんか? 京都は市の条例で「景観」を損なわないようにしているそうです。なので、目立つような看板はなくなっているそうです。 ちょっとSFチック!なー…
はじめに 全国に二千社を数える貴船神社の総本宮。京都・鴨川(賀茂川)の源流 #貴船川 沿い、夏の緑が濃い境内。創建年代は不詳。御神紋は下鴨神社、上賀茂神社と同じ #二葉葵(ふたばあおい)。古くから雨乞い・雨止みを祈る水の祭祀の社でした 目次 貴船神社 本宮(貴布禰総本宮) 貴船神社 本宮 御由緒 絵馬発祥の社 神水と拝殿 本文 貴船神社 本宮(貴布禰総本宮) (35.12178807183072, 135.76296988496608)/京都市左京区鞍馬貴船町180/叡山電鉄貴船口駅より京都バス約4分。本宮に駐車場あり(10台)。本宮手前300mのところにコインパーキングあり 貴船神社本宮 二…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); こんにちは! 今日は、行教三八幡宮について紹介したいと思います! 行教三八幡宮とは、大安寺の僧、行教が宇佐神宮の八幡大菩薩を勧請した3つの八幡宮です。 行教三八幡宮に選ばれたのは、 石清水八幡宮 窪八幡宮 琴崎八幡宮 の3つです。 それぞれ簡単に紹介したいと思います! 石清水八幡宮 石清水八幡宮とは、京都府八幡市八幡高坊にある神社。 旧称は「男山八幡宮」。 二十二社(上七社)の1つで、伊勢神宮(三重県伊勢市)とともに二所宗廟の1つ。 旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。 宇佐神宮(大…
ホテルをチェックアウトする時に、キャリーケースを宅配で送って身軽になり、新幹線に乗る前に、住吉大社に行って来ました。 南海本線の住吉大社駅を降りると目の前です。 「大社」というのは、全国に数多くある同名神社の宗社につけられる号ですが、「住吉大社」は、全国に2,300ある住吉神社の総本社です。 平安時代に選ばれた「二十二社」の「中七社」の一つでもあり、歴史のある格式高い神社です。 御祭神は、イザナギノミコトが、黄泉の国から戻って禊ぎをした時に、海から現れた三柱の神様と、神功皇后です。 三柱の神様は、住吉大神と総称されますが、海の底から現れた底筒男命(ソコツツノオノミコト)、中から現れた中筒男命(…
一条真也です。『教養としての神道』島薗進著(東洋経済新報社)を読みました。「生きのびる神々」というサブタイトルがついています。著者から献本していただいた本です。著者は、宗教学者。東京大学名誉教授。日本宗教学会元会長。1948年、東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。主な研究領域は、近代日本宗教史、宗教理論、死生学。著書に『宗教学の名著30』『新宗教を問う』(以上、ちくま新書)、『国家神道と日本人』(岩波新書)、『神聖天皇のゆくえ』(筑摩書房)、『戦後日本と国家神道』(岩波書店)などがあります。 本書の帯 本書の帯には、「神道1300…
皆さんは道明寺歌鈴というアイドルを知っていますでしょうか。シンデレラガールズに登場する彼女はすぐ転ぶドジっ子ですが前向きで努力が出来る神社の娘さんで…… そう、実家が神社。あまり聞かない実家を持ったキャラクターなのです。ということで今回は道明寺歌鈴の実家の神社について考えてみようと思います。 公式設定を見直す 神前式が出来る神社 道明寺の神社はどこなのか 反論とまとめ おまけ:道明寺歌鈴お嬢様概念 公式設定を見直す 早速ですが神社について公式設定を見返してみましょう。 ・奈良にある 実家あるし(余りにも雑な奈良褒め) ・実家らしき一枚絵は存在している 歌鈴Pは狸 ・本殿、神楽殿、家が独立してあ…
今年は3年ぶりの祇園祭開催ですね!祇園祭について無知蒙昧だったので調べ出したら牛頭天王についてだんだん萌えの感情を抱きはじめたオタクは謎の使命感にかられて調べたことをまとめた漫画を描きました。 参考資料一覧 八坂神社公式 www.yasaka-jinja.or.jp 橘忠兼「伊呂波字類抄」(1827)祇園 www.wul.waseda.ac.jp 卜部兼方「釈日本紀」「備後国風土記逸文」 www.wul.waseda.ac.jp 塙保己一 編「群書類従」「二十二社註式」 www.digital.archives.go.jp base1.nijl.ac.jp 「祇園牛頭天王御縁起」 rmda.k…
京都・三重・滋賀にある一の宮巡りを中心にドライブしたときの記録。かなり盛りだくさんなのでまずはハイライトから!■道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村 三重県伊賀への道中道の駅を発見しすかさず立ち寄りました。こちらの道の駅がある南山城村は京都で唯一の村なのだそうです!村特産のお茶を使った商品が数多くあり、濃厚な抹茶ソフトクリームをいただきました! ■伊賀国一之宮 敢国神社(あえくにじんじゃ)伊賀といえば忍者!忍者ともゆかりのある伊賀国一之宮の敢国神社へ参拝しました。658年創建と歴史も古く、交通安全・健康長寿の御神徳のある大彦命を主祭神とした三柱が祀られています。 ■近江国一之宮 建部大社(たけ…
ゴールデンウィーク真っただ中、5月3日に大阪住吉大社に行ってきた。 この日は暦の上で5月の初辰の日で、幟や出店でにぎわっていた。 お正月に初詣に行かない私は(今年はお寺さんへの新年あいさつに行く際に氏神さんに立ち寄ったけど、、、)、神社にこんなに人がいていいんだろうか。。。と結構びっくりした次第。まぁ、規制のないGWは3年ぶりだし、5月は初辰の大祭も重なるということで、予想はしていたんですけどね(^^; 朝廷奉幣の二十二社の一つ、由緒の深い摂津の国の一の宮として聞こえ高く、昭和21年まで官幣大社でありまして、全国二千余に及ぶ住吉神社の総本宮です。 最近、総本宮巡りしてる!?(笑) そして再び相…
福岡御朱印さんぽ👣ラストは、櫛田神社です。 記事はラストになってしまいましたが、実は博多で真っ先に一番最初に向かったのが櫛田神社でした。どうしてもここだけは絶対行っておきたい!と決めていたので♡ 福岡地下鉄祇園駅から、徒歩5分くらい。東長寺、承天寺、若八幡宮も近く、徒歩圏内です。 ↑参道の入口に、大きな鳥居がそびえています⛩ ↑参道には、ちょっと良い感じの飲食店などが並んでいます。もっと時間があれば、この辺りでひと休みしたかった! ↑昔ながらの良い雰囲気。人力車もありますね。 ↑着きました!こちらから境内へお邪魔します。 ↑社標の文字がカッコいいー! ↑楼門もすごくカッコいいです。「稜威」とは…
平野神社を訪れたら、やはり北野天満宮にも参拝しておかなくてはいけませんね。 なんといっても、平野神社を出るとすぐ、北野天満宮の北門ですから。 北野天満宮も「二十二社」の一社で、「下八社」の一つでした。 全国に1万2000社あると言われる天神さまの総本社です。 実は、福岡在住のオババは、少し前まで、天神さまの総本社は、太宰府天満宮だと思っていたのです。 だって、太宰府に左遷された菅原道真のお墓の上に建てられたのが太宰府天満宮ですからね。 もし、秀吉や家康のように、純粋に菅原道真の業績を讃えるために、道真を神様として祀ったのであれば、きっと太宰府天満宮が総本社になっていたと思うのです(オババ説・・…
今回の京都旅行で、一番訪れたかったのが「平野神社」です。 「二十二社」の一社です。 「二十二社」とは、神社の格式を表す社格の一つです。 祭りなどの際に、天皇から勅使が送られる重要な神社として、平安時代中期に、畿内で22社が選ばれました。 この「二十二社」は、さらに「上七社」「中七社」「下八社」に分けられ、「平野神社」は「上七社」の一社でした。 社格は、戦後GHQによって消滅しましたが、非常に格式高い神社であるということですね。 また、「今木皇大神(イマキスメオオカミ)」を主祭神に、四柱の神様をお祀りする御本殿は、「平野造(比翼春日造)」と呼ばれる特殊な造りとなっているそうです。 以前から、一度…
はじめに 平安時代に定められた #二十二社(上七社・中七社・下八社)の社格。上七社の筆頭が #伊勢神宮、第二位が #石清水八幡宮。それぞれの御祭神(#天照大神 #八幡大菩薩)が出逢うところが境内にあります #伊勢神宮遥拝所 #細橋 目次 二十二社 天照大神と八幡大菩薩が接する所 本文 二十二社 石清水八幡宮 御本社(国宝) 明治に廃止されましたが、平安時代を通じて 二十二社 という社格制度がありました。 主に畿内の神社で、朝廷から別格の崇敬を受けた神社が選ばれています。 ja.wikipedia.org 時代による変遷はありますが、上七社・中七社・下八社 としてもよく知られています。 二十二社…