日本の神社の社格の1つ。国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた神宮(伊勢神宮)などの神社がある。格式の高い順から、上七社、中七社、下八社と分けられており、主に畿内の神社から選ばれた。 長暦3年(1039年)に22社目の日吉社が加わり、永保元年(1081年)に制度としての二十二社が確立したとされる。
第3弾が完結編になります。昔の人々は神様との関わりを、政治で管理していました。明治維新で更に多くの政策を実行し、日本は「天皇を中心とした神の国」になろうとしていました。もしも戦争に負けていなければ、令和の天皇は神様として存在していたことでしょう。 二十二社 勅祭社 別表神社 伊勢神宮 二十二社 二十二社というのも社格のひとつですが、延喜式神名帳の官幣社や国幣社とは違うものです。突然の災害や飢饉、反乱などの国家的一大事の際、まずは神に祈ることから始めていた平安時代初期のこと。朝廷から奉幣される神社が選ばれたのですが、朝廷的には遠くの神社では緊急時に不都合があるので、二十二社に選ばれたのは京都周辺…
丹生川上神社の下社・上社を訪れ最後に中社へと向かいます。 youomairi.com youomairi.com 東吉野村を進みます。 もう少しで中社に到着する手前に明治谷墓所と書かれた案内板と「維新のさきがけ 天誅組」と書かれた気になるのぼりを発見。調べてみると、この地に眠るのは諸藩を脱藩した吉村寅太郎・藤本鉄石・松本奎堂を中心に尊王攘夷急進派の集団として1863年に結成された天誅組の志士たち。尊王攘夷派による初の武装蜂起を起こしたものの、逆賊の汚名を着せられ幕府から追われることとなり天誅組の多くの志士がこの地で討たれそう。外国の脅威から日本を守るためにもと高い志を持っていた行動を起こした志…
前回に続き丹生川上神社の三社巡りへ。 youomairi.com 吉野川に沿って上流の方へと向かっていきます。 道中アマゴ釣り堀の看板がありました。井氷鹿(いびか)の里という場所でアマゴ釣りやつかみ取り、バーベキューなんかもできるんですね! www3.pref.nara.jp 大滝ダムが見えてきました。ダム沿いに先へと進みます。 この日は天気も良くツーリングをされている方もたくさんいました。 道の駅の先にあるトンネル前を左に曲がります。 トンネル前を左に曲がった先の道を少し進むと到着!黄色の旗が目印です。山が目の前に見えてかなり標高が高いところにやってきました。 駐車場は第一・第二・第三と複数…
天理市にある石上神宮・道の駅・大和神社をめぐった後は、吉野にある丹生川上神社を目指します。元々は一社だったそうですが、今では三社(下社・中社・上社)あわせて丹生川上神社と呼ばれています。まずは下社へと向かいます。向かう道中以前参拝したことのある大神神社がありました。参拝したい気持ちを抑え吉野へ! 道中もたくさん古墳や史跡跡がありました。 1時間ほど車を走らせようやく看板がありました! 1時間20分ほどで駐車場に到着!下市町山村振興センターが下社の駐車場にもなっているようです。お手洗いもあります。 川のせせらぎ、森のかおりに癒されます。 下社の鳥居。丹生川上神社は飛鳥時代に天武天皇によって675…
youomairi.com 貴船神社の本宮へお参りした後は、奥宮へお参りします。※奥宮へは本宮から15分ほど歩きます。 日が傾いてきてライトアップが始まっていました。 鈴鹿川にかかる橋にも青もみじを発見! 鈴鹿川左手を見ると小さな滝がありました! 奥宮への道中に中が空洞になった苔むした木が!木の生命力って本当にすごい! 川沿いのお店では京都の夏の風物詩でもある川床の準備が進められていました。 いつか貴船の川床も体験してみたいなぁ~ 左の階段を上がると貴船神社の中社にあたる結社があります。磐長姫神をお祀りしており、和泉式部も参拝したという縁結びで有名な社。正式な貴船神社の参拝方法は、三社詣といっ…
今回のドライブの最後は、鞍馬山に流れる貴船川上流にある貴船神社へ!今まで本宮には何度か訪れたことがありましたが、今回初めて奥宮まで行ってきました。まずは本宮へお参りします。 本宮までの階段にずらっと並ぶ朱色の灯篭と深緑のコラボレーションがとても素敵です。 貴船神社は鬱蒼と茂る木々に囲まれ森の香りを強く感じられ、水の流れる音にも癒されるお気に入りのスポットです。 訪れた時(2021年8月11日)はちょうど京都の七夕の時期で、七夕の笹飾りが!夜にはライトアップも行われます。 貴船神社の本殿。貴船神社の創建時期については定かではないですが、666年には改修工事が行われたとの記述が残っているそうでそれ…
youomairi.com 楼門から入るのではないので正式な参拝ルートではないとは思いますが、立派な摂社の前を抜け西本宮へ! 拝殿からお参りします。 拝殿の内側には猿の絵が多く奉納されていました。 拝殿と西本宮本殿。西本宮の主祭神は出雲大社や大神神社などに祀られている国づくりの神として有名な大国主命の別名でもある大己貴神(おおなむちのかみ)。 織田信長の比叡山焼き討ちの被害にあったため、今ある社殿は1586年造営で先ほどの宇佐宮と同様、正面と両サイドに庇をつけた日吉大社独特の建築スタイル。本殿は国宝に指定されています。この建築様式は全国をみてもこの日吉大社にある西本宮・東本宮・宇佐宮だけなのだ…
芙蓉園にてランチを頂いた後は、テレビなどで紹介されているのを見て以前からずっと行きたかった日吉大社へ参拝します。 日吉大社は全国にある「日吉神社」「日枝神社」「山王神社」の総本山。山王とは日吉大神の別名で天台宗・比叡山延暦寺の守護神でもあり、天台宗のお寺が全国に広まるとともに日吉大神も祀られたことで、全国に3,800社余りもの分霊社があるそうです。仏教との結びつきも深いことから、境内には山王鳥居をはじめ、神仏習合の特色を残した建造物を見ることができます。 駐車場は50台ほど停められるようで、東受付にて入苑協賛料(大人300円 小人150円)をおさめ駐車場にとめます。バスなどで徒歩で入苑する場合…
近場をうろちょろ。二十二社は上七社と中七社、下八社と分けられている。上七社の筆頭は伊勢神宮。序列二位は石清水八幡宮となってる。山城国の一宮の賀茂神社が序列三位で石清水八幡宮が二位なのは何でだろう… 一宮ってのはその国のトップの神社ですって認定みたいなやつ。源氏の氏神だったからそんな感じで忖度があったのかなぁ…その他の情報として裏鬼門を守る神社この前行った日吉大社が表鬼門を守ってる。八幡系の神社が日本で一番多くて7000社くらあるっぽい。源氏の氏神さまとしても有名。私のニッチな趣味の戦艦守護神社巡りの対象にもなってるwこの神社は戦艦扶桑、戦艦山城の守護神社でもある。 てことで、とりあえず行ってみ…
つくばね発電所見学会の最後に水神総社「丹生川上神社 (中社)」参拝。 ご祭神は「罔象女神(みづはのめのかみ)」水一切を司る水利の神で、同じ水神でも貴船神社の「高龗(たかおかみのかみ)」は龍神を現し治水を司る治水神で、「罔象」は水の恵みも併せ持つ利水神とされます。 「丹生川上神社」は上下社とここ中社の三社合わせて「丹生川上神社」と称し朝廷の定めた二十二社中下八社に数えられ、上下社はそれぞれ時代変遷を経て治水神の「高龗」と「闇龗」をお祀りしてますが各神社の由緒由来なんかから見ると中社と同じ利水神「罔象」をお祀りしてた様に私は考えます。 処で、ご祭神が「罔象女神」と云うと私の地元の産土神「野江水神社…