第3弾が完結編になります。昔の人々は神様との関わりを、政治で管理していました。明治維新で更に多くの政策を実行し、日本は「天皇を中心とした神の国」になろうとしていました。もしも戦争に負けていなければ、令和の天皇は神様として存在していたことでしょう。 二十二社 勅祭社 別表神社 伊勢神宮 二十二社 二十二社というのも社格のひとつですが、延喜式神名帳の官幣社や国幣社とは違うものです。突然の災害や飢饉、反乱などの国家的一大事の際、まずは神に祈ることから始めていた平安時代初期のこと。朝廷から奉幣される神社が選ばれたのですが、朝廷的には遠くの神社では緊急時に不都合があるので、二十二社に選ばれたのは京都周辺…