ここ何世代か、ヒナを買う際に2羽一緒に迎えている。 一羽も二羽も世話をするのは同じだし、まだ羽毛もまばらな赤ん坊は温めあう仲間がいた方が安心するからだが、どこかに仲の良いツガイへの願望もある。 文鳥のヒナは性別が分からない。 半年経ってダンス踊りピヨピヨとさえずり始めればオスだし、1~2年して卵を産めばメスに決定する。たまにダンスはするが鳴き声が続かない輩もいて、数年経ってから卵を産んでようやく「雌雄を決する」場合もある。 これまでに見事「ツガイ」になったのが3組、オスーオスのペアが2組あって、幸か不幸かメスーメスのペアはいない。 文鳥は一面気難しくて気性が合わないと血を見る喧嘩もすると言うけ…