光害

今年も、天体の学習の時期がやってきました。 以前、町に住んでいると夜でも明るい（光害）ため、ほんの少ししか星が見えなくて残念という記事を書きました。 では、いったいどの地域がどのくらい明るいのかを示すサイトを見つけました。 www.nightearth.com 日本だけでなく、世界全体の様子もこれでよく分かります。 それにしても、日本や韓国、ヨーロッパ、アメリカの東海岸などは、本当に夜でも驚くばかりに明るいです。 ということは、これらの地域は、星や星座を肉眼で見ることが難しいため、天体の学習には不向きな地域ということになるでしょうか。 実際に自分の目で見て、学習を進めていくというのが、一番良い…

今起きた方は、おはようございます。 絶賛活動中の方は、こんにちは。 もうすぐ寝る方は、こんばんは。 見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる ということで、この季節は夜空がきれいですね。 今日はそんな空にまつわる記事をいくつかご紹介したいと思います。 キングギドラ超銀河団、発見される まず、一言。すごい名前ですね 国立天文台と広島大学を中心とした研究チームによる研究により 約55億光年先の宇宙で巨大な超銀河団が発見されました。 その名も「キングギドラ超銀河団」 名前の由来は、3つのダークマター密集領域を中心に、 少なくとも 19の銀河団で構成された超銀河団構造…

天体の授業をしていると、「夜空に広がる満天の星を実際に見ながら、学習して欲しいな」といつも思います。 しか～し、町に住んでいる限り、夜空に見えるのはいくつかの明るい星だけです。町の明るさのせいで、満天の星なんて無理ですね。 そこで、ほんの少ししか星が見えなくても、本当はたくさんの星があるんだよ、ということがよく分かるのが、このナショナルジオグラフィックの動画です。 www.youtube.com カリフォルニア州の様々な場所での、星空を撮影したタイムラプス動画です。日本語ではないので少し説明が必要ですが、とても分かりやすいです。 ＢＧＭもグッドです（少々ドラマチックすぎますが）。 おすすめの動…

こんにちわこんばんわさて、前々回のblogでお伝えしましたが、 今日から数回に渡り、 双眼鏡で星を観る方法についてお伝えします。 12月1日の火星大接近に向けて ちょっと本格的に天体観測でもやってみるか！ と思う初心者の方に、おすすめの 双眼鏡についてお話します。私は、ここ数年の間、子供の頃から 憧れていた天体観測の世界に入る機会があり、様々な星好きな方たちと共に 街の公園や山間のスポットなどで星を観察し紹介する活動をしてきました。 そこで一番強く感じたことは、 星の美しさと同時に、 星が少ないという悲しい現実でした。 理由は、街明かりの（光害）のせいで、 夜空が明るく照らされてしまうので星が…

こんにちは、GreenFielderです！ 11/22金曜に、こちらバージニア北部地区では初雪が降りました。チラッと降ってすぐ雨に変わりましたが、そのくらい冷え込んできました。 そして、11/23, 24の週末は、山間部がずっと曇り予報。。ちなみに言うとサンクスギビングから繋がる週末まで、山間部はずっと悪天候。。。せっかくサンクスギビング期間中にウエストバージニアへ足を伸ばそうと思っていたのに。。 さて、敢えて「山間部が」と書いたのは、つまり海岸部は晴れているわけです。なので、家でジッとしていてもしょうがない（？）ので、土曜の夜に急遽思い立って、星空を撮りに海岸部へ車を走らせました。 今回向か…

明日は、余り良くない天気なので、風邪っぴきだけどドーム出勤。 昼間、ASIAIR Pro.を取り付けたり、ケーブル周りを整頓したり。 なので、即、観測が開始できる。 良くみると判るけど、エミュレーターを起動して、家でコントロールしてみた。 ががが、反応が遅すぎて、システム？から応答が無い・・・どうします？と質問攻め。（汗） ま、実際は、サクサク動いているのだけど、エミュレーターとリモートデスクトップで、遅くなるのか。 これじゃ使えないな。（爆） * M45 他にも、M74とかNGC1569とか、Historyに入っていたので、撮影してみたけど見るに堪えないのでゴミ箱行き。 住居の多い北方面で撮…

この秋は総じて天候不順気味でしたが、11月の最終週になると冬型の気圧配置が頻繁に現れるようになって、太平洋側はようやく安定した晴れの天気が多くなってきました。先週末も、月がない上に一晩中快晴の予報でしたので、いつもの公園に出撃してきました。 この日の目標ですが「湿度が低く大気の透明度が比較的良さそう」ということで、おうし座の超新星残骸Sh2-240を狙ってみることにします。人によっては「Simeis 147」（シメイズ147）という呼び名の方がピンとくるでしょうか*1。 実に満月6個分もの広がりがある巨大な超新星残骸（レムナント*2）ですが非常に淡く、フィルム時代には暗い空の下、シュミットカメ…

ふたご座流星群が今年もやってきます。 12月14日から15日にかけてのピーク時には、澄んだ冬の夜空で1時間に30～50個の流星を観測することができます。 この記事では、観測のポイントや楽しむための準備、ふたご座流星群の由来や興味深いトリビアについて詳しく解説します。 今年のふたご座流星群で、感動的なひとときを体験しましょう！ ふたご座流星群の魅力と観測ガイド ふたご座流星群は、毎年12月に観測できる流星群で、観測のしやすさとその規模から三大流星群の一つとされています。 美しい流れ星が冬の夜空を彩る壮大な光景を楽しむことができます。 ① ふたご座流星群の特徴と観測の魅力 この流星群の最大の魅力は…

関東平野は本格的な晴れシーズンに突入しました。 連日のように晴れて気持ちがいいですね。 ですが ASI294MC Pro の不調により2日間撮影ができませんでした。 やっとの思いでフラットを合わせて二重星団を処理してみました。 結果 Location: @横浜市 Date: November 30, 2024 Camera: ASI294MC Pro Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9) Mount: Kenko SEII-J Guiding: None Filter: Optolong L-Quad Enhance Exposure: 1min x1…

怪文書：タクヤで天体観測してくれたアマチュア天文家は分光カキコよろしくっ！ 投稿者：ビクセン拓也 Si ひさしぶりっす。白飛びしちゃうのが怖くて惑星への露光出来なかったんすけど、あの時のケイ素混じりのエロい反射光が頭から離れなくて…また観測したくなっちゃいました。近々また行くんでまたそのエロい鏡筒で見せてください！ U 太陽光線が暑くなってきました。 セレストロンの新モデルの様なイケてる架台とアーム、黒光りする茶色の鏡筒の拓也さんにはピッタりの季節ですね。 強い日差が降り注ぐ街中を、減光フィルターや偏向板なしの薄着で、褐色の金属質のアームを曝け出して、地球大気を押し上げる分厚い装甲を見せつけな…

冬の始まり。 夏の終わりが遅かった今年は秋も感じる事もなく冬が来たwwって短い紅葉の時期に天気が悪い☁️そして紅葉が温暖化の影響で今までの紅葉と違う...今年は秋晴れも少なく冬を迎えてしまいますね😭 冬は寒いですが雪が降るとその景色にうっとり。したいものです...果たして今シーズンはどんな世界を見れるかな📷 こちらは最近撮影したもので岡山から下道で山口まで行きぼちぼちと岡山へ帰ってきた中国地方の星空ツアーをしたものになります。本当は日本海側に行こうと予定してましたが残念ながらそちらは曇り予想だったので瀬戸内海側をぼちぼち旅する事になりました。 星のビーチ。 なにやら星空ハンターには行かなくては…

イギリス国内旅行でおすすめの場所～ウェールズ編：自然と歴史が織りなす絶景スポット ウェールズは、イギリス国内で見逃せない旅行先の一つです。自然豊かな国立公園、美しい海岸線、そして数々の歴史ある城や村が魅力的で、イギリス国内でも一風変わった魅力が楽しめます。ウェールズは、スノードニア山脈やペンブロークシャーの海岸など、他の地域にはない独特な風景を持ち、また独自の言語や文化が深く根付いている点も特徴です。この記事では、ウェールズで訪れるべきおすすめスポットを紹介しながら、その土地の魅力を解説します。僕自身もイギリス転職後、ウェールズを何度も訪れ、その豊かな自然と歴史に感銘を受けました。 1. スノ…

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』第9話「きっとそれが、何かを知るということだ」に対する海外の反応をご紹介です。 引用画像©魚豊／小学館／チ。 ―地球の運動について—製作委員会 参照元◎

2024年10月10日（木）から翌11日にかけて太陽フレアの活動があり、各地で低緯度オーロラが観測、撮影されていました。 筆者がＸにあげている低緯度オーロラのタイムラプス動画も、撮影場所のせいかふだんに比べるとわりと反響がありました。 10月11日深夜から未明にかけての低緯度オーロラを兵庫県猪名川町の大野山から撮影したタイムラプスです。兵庫県の真ん中よりももう少し南寄り。大阪市内から1時間ほどの場所ですが、ここからオーロラが撮影できるとは驚きです。#低緯度オーロラ #オーロラシチズン pic.twitter.com/6MAFcCmkxU — ☆ダイチャン・メイデン☆ (@dai_maiden)…

自宅前にて、「馬頭星雲 IC434」を撮影しました。 機材は、「ZWO Seestar S50（カメラ・レンズ付きオールインワン経緯台）」です。 リサイズ(縦833横468)、ノートリミング、180秒 馬頭星雲 IC434 この日は、快晴で月明かりも無く透明度も良好でした。 しかも涼しくなってきて撮影＆観望には快適な気候になりました。 やっと秋が訪れた感じですね。 馬頭星雲 ですが・・・ このバリバリの光害地で こんなに撮れるとは思いませんでした。 感動しました！ もっと露出時間を増やせば、もうちょっとクッキリ写るのか分かりませんが 時間に余裕のあるときに今度試してみたいと思います。 ところで…

今朝は快晴、昨夜は雲が多かった & 北風が吹いていたので撮影出来ず こんなに晴れるなら・・と少々悔やみますが、時間は戻りません。 さて吉田様からコメントを頂いた通り「5等級」という観測データではなく 正しくは「5等未満」という報告・・ なので数値的に 5等の所へプロット、ようやく理解出来ました。 とてもスッキリしました。 と云う事で今朝のデータも先日同様で大きな変化はなく かんむり座 T からは、まだ爆発的増光のリングは届いていません。 で・・タイトルの通り、今日は夕方から次第に曇りがちになり雪が舞います。 明日は晴れることなく曇りがち、日の差す時間があっても雪が舞う まぁ救いは「量」が少ない…