(1668-1683) 江戸本郷駒込の八百屋の娘。1682年の火事で檀那寺に避難した折に恋仲となった寺小姓に再会できると思い放火し、捕らえられ火刑に処された。井原西鶴が「好色五人女」に書き、また、歌舞伎「八百屋お七歌さいもん」、浄瑠璃「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)(通称「櫓のお七」)」など多数の作に脚色された。三省堂提供「大辞林 第二版」より
(1668-1683) 江戸本郷駒込の八百屋の娘。1682年の火事で檀那寺に避難した折に恋仲となった寺小姓に再会できると思い放火し、捕らえられ火刑に処された。井原西鶴が「好色五人女」に書き、また、歌舞伎「八百屋お七歌さいもん」、浄瑠璃「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)(通称「櫓のお七」)」など多数の作に脚色された。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
お七と吉三:舟橋聖一、岩田専太郎・画 1946年(昭21)7月~9月、雑誌「りべらる」連載。 1955年(昭30)河出書房刊、大衆文学代表作全集第4(舟橋聖一集)所収。 恋慕する寺小姓の吉三郎に会いたい気持が高じて放火事件を起こし、処刑された八百屋お七の史実をもとに、江戸時代に井原西鶴が「好色五人女」中の一篇として書いていた。舟橋聖一はそれを現代語にリライトしたとも言える。少し前に明治期の口演速記本『八百屋お七恋廼緋鹿子』(*)を読んだばかりだが、お七の事件はそこでは補足的な記述に留まっていた。 舟橋版は西鶴の原文を頻繁に引用しつつ、一途に思いつめる女の情念の恐ろしいほどの奥深さを語っている。…
法事で駒込吉祥寺に行ってきました。 今年は遅めの開花となった桜もようやくほころび。 川上眉山の墓などを有し由緒あるお寺。 そして、 吉祥寺、というか吉祥院と言った方が歌舞伎クラスタにはピーンとくるかも。 比翼塚がありました!お七と吉三郎。 文楽の「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」を脚色した『松竹梅湯島掛額』(しょうちくばいゆしまのかけがく)では、吉祥院の寺小姓吉三郎にぞっこんになってしまう八百屋の娘お七が出てきます。 また、三人吉三のお嬢吉三は、自分のことを「八百屋のお七さ」と名乗りますね。 八百屋お七 本郷の八百屋の娘お七は、天和の大火で家族といっしょに吉祥寺に避難したのですがそ…
昭和60年のころ、ある大学の講師控室で国文学者のF先生と、よもやま話をしていた。 F「ところで、のりもくん。 今日は『振袖火事』があった日だってこと知ってますか?」 私「え?歌舞伎なんかの演目になってる 『八百屋お七』がでてくるやつですか?」 F「いえぇ、ちがいますよ。よく混同されるんだけど、 振袖火事っていうのは 1675年に起こった『明暦の大火』のことをいうんですよ。 あなたの言ってるのは、 1683年に起こった『天和の大火』でのエピソード劇なんです。 明暦の方は、主人公が『大増屋のお菊さん』なんですね」 私「お菊?・・・・」 F「ええ。この女性はいろいろな名前でよばれてるんですけどね。 …
血圧値 119/78/59 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 67.6キロ 天台宗大円寺。 山門を入るとまず目につくのが、これ。 凄い数の石仏群ですね。釈迦三尊像、五百羅漢像などから成る520体ほどの石仏像は、昭和45年、都有形文化財に指定されています。 この看板によれば、石仏群は大規模な火災の死者を弔うために造られたものなのです。 振袖火事、車町火事と並んで江戸三大火事のひとつで、死者1万4千人以上を出したと言われる明和9年(1772年)の行人坂火事は、この大円寺が火元といわれています。 いきさつは、こんな感じ。 2月29日午後1時頃に、武州熊谷無宿の僧・真秀が盗みを働くために寺の…
今年は寅年で、私は年女。 今年は、壬(みずのえ)の寅年で、 五黄(ごおう)の寅年でもある。 壬の寅年は、60年に1度巡って来る。 壬の寅年生まれは、徳川家康だよ! すごいでしょ!? 私、徳川家康と、干支が一緒なんだよ! 私は、甲(きのえ)寅年生まれ。 五黄の寅年とは、私より2回り年上の人。 芸能人で言うと、梅沢富美男。 昔からの言い伝えで、「五黄の寅年の女は、とにかく気が強い」 と言われている。 五黄の寅年は、36年に1度巡って来る。 また丙午(ひのえうま)年生まれはもっと嫌われていて、 この年に生まれた女は気性が激しく、夫の運気を食い殺すと 言われている。 八百屋お七が、丙午年らしい。 昔は…
本作品は「我が国のミステリの歴史において、最も美しくたおやかな名花」(by:千街晶之)。推理小説で「たおやかな名花」と表現するのは余りにも隔絶しているが、本作品に限りこの表現がピッタリ。 大正浪漫漂う日本人の情愛を描いた恋愛小説と、殺人を主とする探偵小説を、男女の間に潜む「動機」を橋渡しにして見事両立させた。しかも作者は本作品とは別に「夜よ鼠たちのために」という「骨太の」作品も生み出している。創作の底は窺い知れない。 戻り川心中【電子書籍】[ 連城三紀彦 ]価格: 550 円楽天で詳細を見る 【藤の香】 色街で顔を潰して身元不明の男たちが次々と殺害される。食事屋に勤める「お縫」は、故郷で病弱な…
江戸。世界の歴史上「火災都市」とも呼ばれるほど火事が多かった。そんな町で起きた三つの大きな火事についてご紹介します。江戸三大大火とは 明暦の大火 天和の大火 文化の大火 いずれも火事が発生した年の年号にちなんで呼ばれます。 これからひとつずつ詳しくみていきます。江戸の三大大火とは。燃ゆる乙女の恋心か人口密集型都市の定めか。 江戸三大大火 明暦の大火 出火原因 振袖火事 天和の大火 八百屋お七 文化の大火 江戸三大大火まとめ 引用元:ウィキメディア・コモンズ 江戸三大大火 そもそも三大大火以外にも多くの大火に見舞われていた江戸の町。 見舞われすぎて当時の町人たちは「火事は起こるもので仕方がない」…
文京区白山あたりはとても奥が深く 小石川植物園、白山神社、八百屋お七の墓、東西南北に足を延ばすと 吉祥寺、六義園に根津神社、そして小石川後楽園。 これから春にかけて、アラ還さんぽには持ってこいのエリアです。
「江戸の三大火事って何?」 「江戸の火災の原因は?」 「江戸時代の火消しや火災対策はどうなっていたの?」 「八百屋お七って何をしたの?」 この記事を読んでいる方はそのようなことをお考えかもしれません。 江戸の三大火事とは、明暦・明和・文化の3つの大火のことです。 江戸の主な火災原因は、人口増加や放火、乾燥しやすい冬の気象条件でした。 特に、放火は厳罰に処せられても後を絶ちません。 八百屋お七はそうした放火犯の一人でした。 火事が起きやすい江戸では民間の町火消しが結成され、日よけ地や延焼防止のために道路を広くする広小路もつくられました。 今回は、江戸の火災と防火の歴史と大火がもたらす影響について…
前回八百屋お七のお墓がある円乗寺を紹介しました。 jizo-bosatsu.hatenablog.com その円乗寺の近くの大円寺に八百屋お七にゆかりの深いお地蔵さんがいます。ほうろく地蔵と呼ばれるそのお地蔵さんは、一体どのようなものなのでしょうか? 【目次】 ほうろく地蔵とは 大円寺の基本情報 山門 本堂 子育て地蔵尊 観音菩薩像 石像 松野自得句碑 大円寺のその他の文化財 大円寺へのアクセス ほうろく地蔵とは ほうろくとはあまり聞きなれない言葉かもしれません。浅い素焼きの土鍋のことです。 このほうろく地蔵尊は、八百屋お七の為にほうろくを頭からかぶって、灼熱の苦しみを受けているとのことなので…
江戸から明治時代、 風邪(感冒)の流行が度々起こりました。 そしてその予防法として 非常にユニークな「おまじない」が あったことが知られています。 江戸時代の「はやり風邪」 お染風邪 お染風邪とは 久松留守(ひさまつるす) 「お染久松」とは? その他の「はやり風邪」の呼び名 稲葉風(いなばかぜ) お駒風(おこまかぜ) 谷風(たにかぜ) 御猪狩風(おいかりかぜ) お七風(おしちかぜ) ネンコロ風 だんほう風 アメリカ風 江戸時代に名称で呼ばれたはやり風邪一覧 江戸のはやり風邪はどこから? 西から 海外から長崎に上陸 江戸時代の「はやり風邪」 江戸時代には多くの「風邪」が流行しました。 最初の流行…
おはよう地球🌏。今日も今日とて…という書き出しが、毎度になりつつあるドタバタ。そんなこんなで、今日も一日ぼちぼちです。 ドタバタの割に、早く着く。まぁ、そーゆー日もある。 金曜日恒例、ファンキーフライデーを流して、のほほんっと。 外は12℃くらいだけど、陽射しが無く寒い。 ああっ!大掃除は終わっているのだけど、気になる箇所が一つ。次の日曜日にやってしまおう。 歯痛から三週間くらい経った。歯痛用の歯磨き粉と口腔洗浄機(ウォーターピック)の併用が効いたのか、食事は概ね以前と同じ。以前なら痛みを伴った冷たい食べ物や炭酸などの飲み物も問題ない。何より。歯がツルツルして気持ちが良いわ。 体質なのだろうが…
白山駅南側の交差点から東方面に向かう細い道でやや急になっています 浄心寺坂と呼ばれているこの坂ですが近くには浄心寺がありませんでした… 浄心寺坂 浄心寺が見当たらない代わりに坂下にある円乗寺に面白いもの?を発見しました 八百屋お七の墓 八百屋お七は井原西鶴の好色5人女に書かれて以来歌舞伎などで有名ですが実在の人物として描写されているものの近年はその信ぴょう性は薄いともいわれています。 浄心寺がないので「お七坂」とも呼ばれています(-_-;) 坂評価(5段階) プロポーション:★★★ 知名度:★ 雰囲気:★★ 規模(大きさ、広さ):★★ リピート率:★★ 総評価 // 44点 ※あくまでも個人的…
懐かしい ワンレン・ボディコン ジュリアナ東京の面影は、 芝浦で餅つき&フグか ^^! マァ・・年末年始は、アチコチに呼び出されて散財するけど 地域を鑑みるには、いい機会になっているね 今回は、「神田」なので、駅周辺も楽しいのだが、 此間から気になっていた「日本橋小伝馬町」の散策 神田北乗物町の隣接した街並みで、歩いてもスグだ 伝馬〔てんま〕 馬の背に荷物を積んで、宿から宿に送る制度。戦国時代には幕府 領主の公用に供していたが、江戸時代には民間の輸送にも用いた 伝馬町牢屋敷は、かつて江戸に存在した囚人などを収容した施設で、 現在は東京都中央区立十思公園になっている 江戸時代の刑法には現在の懲役…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年12月9日 YAHOO!JAPANニュース 現代ビジネス「子どもの喧嘩で母親が相手の父親の腕に噛みつき殺傷沙汰…「江戸時代の人たちはキレやすかった?」 「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉がある。江戸の二大名物のひとつが喧嘩。江戸っ子は気が早く喧嘩が多かったというのである。 【画像】「法を守る気ゼロ」…幕府もお手上げの「江戸時代の長崎の特殊な法意識」 では長崎ではどうだったのだろうか。江戸時代の裁きの記録として現存する、長崎奉行所の「犯科帳」には、当時の長崎の人々がキレたさ…
みなさんは絵金という芝居絵師をご存知でしょうか。その人物はかつて土佐藩の狩野派の絵師でしたが、贋作事件で汚名を着せられ城下町を追放されました。彼は叔母を頼り、赤岡の地に辿り着きました。そこで絵師として新たな境地を切り開きます。そう、闇夜に浮かぶおどろおどろしい芝居絵師としての・・・今日はその広瀬絵金の作品が貯蔵された絵金蔵に行ってきました! ち、ちがう!!ここは国道55号線にある絵金蔵の駐車場だ!!そして駐車場のそばの建物も商工会議所だ、本当の絵金蔵は・・・ ここだ!! 中はお見せできませんが、展示会場は3部構成になっていました。 第一部は蔵に浮かぶ絵金の芝居絵のレプリカの数々です。須留田八幡…
日本人の死にぎわ 作者:中嶋 繁雄 幻冬舎 Amazon 「終わりよければすべてよし」だよね。「生きざま」もいいけど「死にぎわ」は、もっと大事だよね。 松尾芭蕉、直江兼続、近藤勇、織田信長、八百屋お七、原敬、千利休、徳川光圀、良寛、樋口一葉、国定忠治、高橋是清、太宰治、細川ガラシャ、岩倉具視、福澤諭吉、沖田総司、平賀源内、北政所、清水次郎長など紹介されているけど、最も印象的だった二人を紹介しよう。 【発狂する前に死ぬ 芥川龍之介】 芥川龍之介は、実母ふくが発狂するという辛い効時体験を持つ。死去した昭和二年(一九二七)の二年前から、「死」を意識し出していたという。別友宇野浩二が発狂し王子脳病院へ…
映画「五月みどりの かまきり夫人の告白」 カマキリが交尾中に雄を頭から食ってしまうのは、共食いとはいえ栄養があるので産卵に有利だからとか、不明な点も多く研究者も相応にいるらしい。 四柱推命。干支と丙午の図解 ▶ 60年に1回の丙午。前回は1966年で、僕の一個下の女子は丙午で、平然を装いながらもやはり気になった人も少なくない筈。 次回の丙午は2026年。 結界「夜の帳」(呪術廻戦) (Wikipedia引用 ①) 迷信の由来:「丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信がある。 これは、江戸時代の初期の「丙午の年には火災が多い」という迷信が、八百屋お七が丙午の…
加藤シゲアキと勝地涼の共演歴と友情エピソードを紹介。彼らの絆や共演作品、感動的なエピソードを通じて、二人の深い関係性を探ります。 加藤シゲアキと勝池涼友情エピソード 広告の下に記事の続きがあります。ペコリ AmazonPR なれのはて 作者:加藤シゲアキ 講談社 Amazon 加藤シゲアキのプロフィールと経歴 加藤シゲアキ(かとう しげあき)は、1987年7月11日生まれ、広島県広島市出身のアイドル、俳優、小説家です。ジャニーズ事務所に所属し、アイドルグループ「NEWS」のメンバーとして活動しています。青山学院大学法学部を卒業し、2012年に小説『ピンクとグレー』で作家デビューしました。以降も…
ちょっとした用事のついでに行人坂を歩いた2020年6月5日のこと…… 行人坂の中ほど、大圓寺の外に祠(目黒区下目黒1-8-5)……何度も通っていたのに見過ごしていた。いったいどこに目を付けていたのかと自分を疑う。 扁額に「勢至菩薩」とある。 「お初にお目にかかります」と浄財を入れて合掌…… 「勢至菩薩石像」……蓮華座の上で右ひざを立てて座っている。半跏趺坐(はんかふざ)とは少し違う。勢至菩薩が頭上にかぶった宝冠には、一輪差しのようなビン「宝瓶(ほうびん)」が彫られているとされるが、こちらは「卐」(卍ではない)らしきが彫られている。詳しくは分からないが『「卍」は「和の元」、「卐」は「力の元」』ら…
丙午の女とはについて 「丙午の女とは」 「丙午の女」とは、干支の一つである「丙午」に生まれた女性を指し、特有の性格や運命に関する迷信が存在します。この干支は日本の伝統文化において特別な意味を持ち、特に女性に対する偏見や期待が色濃く反映されています。丙午に生まれた女性は、一般的に「運が悪い」とされることから、社会的な評価や個人の人生に影響を及ぼすことがあります。本稿では、丙午の女にまつわる歴史的背景、文化的意味、そして現代における解釈について考察します。 丙午(ひのえうま)の俗信 | 富松神社 目次 1. 丙午の女とは - 1.1 定義と由来 - 1.2 歴史的背景 2. 文化的意味 - 2.1…
『くしゃみ講釈』という落語の中に、「八百屋お七の覗きからくり」というものが登場する。私は柳家権太楼ので聴いていて、YouTubeに上がっている動画では権太楼がウワーッと元気な声で拍子を取りながら「覗きからくり」をやっていて観客を爆笑させている。この「八百屋お七の覗きからくり」に興味が湧いて調べてみた。 Wikipediaには「郷土芸能としての『八百屋お七』は歌祭文・覗きからくり節・盆踊歌・飴売り歌・願人・祝い歌・労作歌・江州音頭やんれ節などが確認される」と書いてある。また、前橋文学館で実演された時の記録などがYouTubeやブログに上がっていたが、それを聴くと権太楼さんので想像してたよりもしん…
週刊漫画TIMES 隔週ヤングガンガン 隔週 ビッグコミックオリジナル 週刊ヤングマガジン 週刊ビッグコミックスピリッツ 週漫 会社名ってのはこんなもんでいいんだよ。ゲンさんの人格を持つがゆえに弱点もわかりやすいか。頑張ってくれ。>解体屋ゲン@星野茂樹×石井さだよし。 音楽に関わる場所なら、知ってる人はそりゃあ居るか。プロの洗礼はどうなるか。>雲上に歌いて、君を待つ。@村田椰融。 こうやって突き放すのも、仕方ないよなあ。一つの区切りにはなるが。>卵と鶏@辻やもり。 お互いをたたえ合うのも試合後の醍醐味ですな。さあ、ついに。>神様のバレー@渡辺ツルヤ×西崎泰正。 結婚した途端レスに、みたいのはフ…
※夏祭セット割と言うのを利用。良い企画でした。文楽の方がセリフがハッキリわかるな。 <歌舞伎> 未来へつなぐ国立劇場プロジェクト≪歌舞伎名作入門≫ 入門 『夏祭浪花鑑』をたのしむ 片 岡 亀 蔵 並木千柳・三好松洛・竹田小出雲=作夏祭浪花鑑 (なつまつりなにわかがみ) 二幕三場序幕 住吉鳥居前の場二幕目 釣船三婦内の場 長町裏の場 団七九郎兵衛 坂 東 彦三郎一寸徳兵衛 坂 東 亀 蔵釣船三婦 市 川 男女蔵玉島磯之丞 市 川 男 寅下剃三吉 中 村 鷹之資傾城琴浦 中 村 玉太郎三婦女房おつぎ 中 村 歌女之丞大鳥佐賀右衛門 片 岡 松之助団七女房お梶 澤 村 宗之助役人堤藤内 中 村 松 …