写真展

私も参加しておりました『黒白寫眞展覧会●20』が本日(6/29)終了しました。 暑い日が多かったと思いますが、会場へ足を運んでいただいた皆様ありがとうございました。 詳しくはnoteに掲載しましたので御覧ください。 note.com ランキング参加中写真・カメラ

小樽の旧手宮線沿いにある古い石の蔵を改装したジャズ喫茶 Free-Lance(フリーランス) が1985年に開店して40周年になるのを記念して写真展が開かれています。47人と小樽商大写真部OBが参加しており、お店の壁にびっしりと貼られた新旧の小樽の写真が圧巻で、なかなか見終わりません。 他の人よりも面積が広いメイン展示となっているのは、伊藤也寸志さんです。「Remains のこされたもの 2010 - 2025」と題したモノクロ24枚です。 コントラストを強調した硬めの焼きで、北海製罐から、名もない古い家の裏手にある残雪まで、小樽の街を歩きながら撮った風景を並べています。 伊藤さんは1985年…

道内の美しい自然を撮る写真家鎌田光彦さんの4年ぶりの個展が三越札幌店のギャラリーで開かれています。 もとの写真も美しいのですが、今回は阿波手漉き和紙の「現代の名工」表具師とタッグを組み、現代の水墨画とでもいいたくなるような質感の屏風作品に仕上げたもの(上の画像。撮影地は十勝管内鹿追町)や、バックライトを施した作品などもあります。 左は利尻富士を対岸からとらえた「Northernmost Fuji」。スローシャッターを生かし、海岸や気流の流れが、余韻を感じさせる表現になっています。 中央は「天空の水鏡」。上川管内上川町の平地に湖はないと思うので、水を張った田の水面に銀河が反射しているのでしょうか…

Luigi Ghirri 「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」開催のお知らせ(2025.7.3～9.28)@東京都写真美術館 イタリアを代表する写真家ルイジ・ギッリ（1943–1992）による アジア初の個展です ギッリは、コンセプチュアル・アーティストとの共同制作をきっかけとして、1973年より本格的に写真の制作を始め、その類まれな色彩、空間、光への美的感覚と、ありふれたものをユーモラスに視覚化する才能によって、写真表現を新たな知覚レベルへと到達させてきました。 シンポジウム「ルイジ・ギッリ〈ジョルジョ・モランディのアトリエ〉シリーズをめぐって」(2025.7.3@イタリア文化会館)は こちら…

ナダール東京に続いて、大山崎のナダールにも「なだ鉄」展を見に行く。折しも夏至。しかも快晴。ナダールの後、懸案の大山崎ジャンクションまで歩ける気がせず、実家のガレージで埃をかぶっていたどこのだかわからない折り畳み自転車を持っていくことにした。重さ的にはクロスバイクの方が断然軽いはずだが、輪行袋に入れると袋が半分余るその小ささが、都心の駅で乗り降りするのに気楽でよい。折り畳み自転車でも「輪行」だ。何年ぶりだろう。2005年のしまなみ海道以来かも。 ２月に来た時はとても長く感じたナダールまでの道はあっという間。東京より、車両をびしっと撮っている作品が多め。ジャンクションまでもあっという間。こんなおも…

万博に行けないかな…と思って２泊3日くらいの関西旅行の計画を練ってみたのだが、昨日と明日は仕事が入ってしまったため、断念することになった。そんなわけで、今日だけはアポがなく、事務作業をガンガン進められる１日になるはずだったのだが、これといった予定がないとどうしてもだらけてしまう。仕事が溜まっているのだから、必死に働かないといけないのに気を抜いてしまう。結局イトキンとフランドルのファミリーセールをはしごしてしまった。まず先にイトキンのセールに行ったのだが、会計するのに１時間待ちと言われた。せっかく時間をかけて２着ほど選んだのだが、逆に２着だけだし、買おうとしている服に１時間待つほどの価値を見出せ…

展覧会のタイトルは”TREMOLO”。 嘗て『柏原芳恵』の曲のタイトルに〔ト・レ・モ・ロ〕があったけど、何の関係も無さそう（笑）。 「各務原」と書いて「かがみはら」と読める人は、岐阜県の在住者を除いてそうはいないのでは？ ましてやそこに航空自衛隊の岐阜基地が在ることなど、近隣住民以外は知らぬことだろう。 おまけにそこが、日本国内に現存する最古の飛行場との知識ともなれば猶更。 同地出身の作者は、戦闘機や輸送機、訓練機が飛び交い、騒音と共にある日常を写真に収める。 更に、戦時中は飛行場を目標とした米軍の爆撃があったことも含めて。 そうした過去や現在もまるっとひっくるめて、彼女の故郷に向き合う想いが…