『アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。(創世記15:6新共同訳)』 イスラエルの民は、創造主である神に、一方的に選ばれました。 それは、創造主である神の召しに応答したアブラム(アブラハム)の信仰が基礎になっています。 律法を守れば救われるのではありません。救いの条件は、「恵により、信仰によって救われる」のです。 アブラムは十字架の贖いについて知る由もありませんが、神の約束を信じた信仰によって義とされたのです。 いつの時代の信仰者も、その時代の神の約束を信じる信仰によってのみ救われるのです。つまり、信仰者は、アブラム(アブラハム)を信仰の父と位置づけています。 遡ると、アブラムは…