当山の護摩祈祷は、定例では毎月17日に本尊十一面観音の護摩を、28日には波切不動護摩を修しております。 2つを比べて何が違うかというと、炎の色合い、光り輝き方、暖かさが違います。それは何を意味しているのか。。。。。 現実世へアプローチの仕方の違いだと感じています。 これは行者(拝む側)の考えにもよると思いますが、私の考えでは、先ず第一に慈悲の心が炎に投映されなければなりません。 例えば、、、問題児から迷惑を被っている人がご祈祷でなんとかしてほしいと依頼されたとすれば、何を思い手を合わせますか? A,怨敵退散!悪いことをしないように懲らしめてやる!!と言うご祈祷ですか? B,君も何か辛いことがあ…