高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。先日、興味深い記事を拝見しました。 そこには、全国の喫茶店の数が1981年の15万4,630店をピークに、2021年には5万8,669店まで減少している一方で、スターバックスは国内に1,991店舗を展開し、1店舗当たり年間売上高は1億6,200万円(2023年比105.4%)を記録していることが紹介されていました。 興味深いのは、消費者調査で「喫茶店・カフェへ行く際に最も重視する点」について質問したところ、「ゆっくりできそう」が41.5%にも及ぶのに対し、「コーヒーの味」は8.8%にとどまっているという事実です。つまり、喫茶店側が「美味しいコーヒー」…