先月開催された九州場所。 千秋楽に、それぞれ一敗同士の大関、琴櫻と豊昇龍が激突した。 私自身、鳥取で相撲を見るまではその二人のことは全く知らなかった。 調べてみると琴櫻は、同じく相撲取りだった祖父の琴櫻から四股名を受け継いでいて、初代琴櫻は横綱までいっている。そして何よりも初代琴櫻は鳥取県倉吉市出身らしい。 鳥取で相撲を見ている中で、その鳥取という繋がりに不思議な縁を感じた。 一方で豊昇龍はモンゴル出身の力士で、その叔父は横綱だった朝青龍だという。 これも中々興味深い出自を持っている。 この二人の大関が最終日まで一敗を守り、千秋楽に優勝を決めるための大関同士の取り組みがあったのだ。大関相星決定…