ある福祉業界の方がブログで吐露されていました。 「自分は都市の中で障碍者の作業所のスタッフをしているが、ある時大自然の中で経営されている別施設を見学する機会に恵まれた(施設の詳細は語られません)。 雄大な自然を感じて日々を過ごす、その作業所に魅せられ、利用者の回復すらこの大自然に任せるべきではないか… そういう思いにとらわれる。 そして、自分の境遇を引き比べ、自分の生活や仕事(場)に空虚さを感じる。 しかし、そのふわふわした気持ちを抱えて自職場に戻ると、利用者が待っていて、『自分の居場所はここだ』と改めて感じた」…というお話でした。 今日の参考図書は、山本七平「小林秀雄の流儀」他です。 「小林…