今日のお昼、近所のファミリーマートの前を通ったときのことだ。駐車場に、工事用の車が一台入ってきた。砂利を運びそうな、後ろがガラ空きになった2tトラック。そこに、猫車がひとつだけ、ぽつんと乗せられているのが見えた。 ああ、これは現場の車だなと思った。そう思った瞬間、運転席から男の人が降りてきた。青くてはっきりした色のタオルを首にかけて、迷いなくファミマのドアへ向かっていく。時計を見たら、12時をちょっと過ぎたところだった。 「そうか、彼らのお昼は、ぴったり12時なんだ」 そういえば、数日前まで我が家で屋根と外壁の塗装工事が行われていて、毎日、朝8時半に始まり、夕方4時半に終わるという、驚くほど正…