ロシアの空の下 表紙 ロシアの空の下 中村喜和 著 風行社 発行 2014年3月1日 初版第1刷発行 この本も橘耕斎について調べるために借りたんですが、榎本武揚や漂流民たちの話も興味深かったです。 一 旧教徒たち 『ロマノフカ村の日々』が世に出るまで 旧教徒というのは、17世紀にロシア正教会の総主教ニーコンが教会儀礼の改革を断行した時、それに従わなかった人々である。 その旧教徒が沿海州からさらに満州へ再移住する契機になったのは、ソビエト政権下で1930年を挟んで2〜3年の間に強行された農村の集団化政策だった。 その結果として生まれたのが、満州のロマノフカ村である。 国境にこだわらなかった旧教徒…