春のセンバツ高校野球の開会式をちらっと見て、何かを思い出した。 う~ん、何かに似ているなあ。なんだったけかな・・・? そう、学徒動員の出陣式だ。1943年に、明治神宮外苑競技場で行われた。 太平洋戦争末期になると敗色が濃厚となり、兵士も不足をきたした。 そこで軍部は前途ある学生までねらって、にわか兵士に仕立てた。 こんなことをしてるようじゃ、既にもう負けは決まっていたようなもんだ。 今、こんなに高校野球がもてはやされるのは、戦時への備えなのかもしれない。 お国の為に進んで兵士となり、命を捨てる覚悟を持つ青年を用意せねばならない。 命令一下、一糸乱れぬ行進ができるような若者達にしておかなくてはな…