白亜の豪邸 住宅はアートよりクラフトであると言ってみたが、アートにしてもクラフトにしてもデザインの要素がある。デザインは難しい。なぜなら、イリノイ工科大デザインスクールを出た訳でも無い浅学非才の身に、デザインの言語化という壁が厚いからである。「なんとなくオシャレ」「なんか凄そう」という解像度の低い言葉で建築家と対峙するのは、目隠しをして地雷原を突き進むに等しい。かと言って、目に見えている範囲だけで語ろうとすると、どうしても個別のアプリケーションの話になりがちだ。結果として、住宅のデザインという壮大なテーマを、ついつい『コンセントの位置』や『壁紙より塗り壁』といった局所的な話として、ネット論争は…