ここの力と親和性を持たせた方の左手て払ってできた道。そこを野々野足軽は進んで再び界域の流れへと戻る。そして次にやるのは奴……いや奴らの力を探る事だ。それが出来るのか? とか思ってたが、なぜか結構簡単に出来た。さんざん奴らとは戦ってきた野々野足軽だ。 だから……と思う事にした。今は細かな事を考えてる場合じゃない。敵の力をたどっていくと、大きくだけどしなやかで力強い、岩の胴体がうねってるのが見えた。それはこの界域でも、どもまでもどこまでも続いてるようにみえる。もしかしたら元の野々野足軽のままならその強大さに心がおられてたかもしれない。それだけの力を感じる。それに数えるのもおっくうになるほどの数なの…