天保7年6月10日(1836年)7月23日-明治21年(1888年)7月19日 幕末の幕臣。明治期の政治家。 剣豪としても知られる。
駿府にて西郷隆盛と面会し、勝海舟の会談をとりつけて、 江戸城の無血開城と徳川家の存続に貢献した。 ゆえに、勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末の三舟」と呼ばれる。
また、清水の次郎長と交友関係が深いことで知られる。
かれこれ、10年ほどになるだろうか、書初めが年初の習慣になっている。寺などで含蓄のある書に触れるにつれ、自分でも書いてみたくなり、名跡と呼ばれる手本を真似て書く「臨書」を少し嗜んだことがきっかけである。 字を上手に書くよりも、自分の行動を形作る思考を言葉にして、それを書にするという作業が心地よく気に入っている。昨年は「自靖自献」を書いた。現在の自分の日々の行動の始点だ。 完全な自己流なので、基礎が出来ていない。表装までしてもらったが、眺めるにつれ、見るに堪えられなくなり早々に引き取った。それから、折を見て書き直しているがなかなか納得のいくものが書けない。 そうこうしているうちに、今年の書初めが…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 これは私の勝手な考えですけれど 今の時代に求められているのは… ・人を知る ・社会の仕組み、構図、構造を知る この2つが実に重大ではないかと考えています。 人を知るという点では サイエンスのアプローチも必要ですし ヒューマニズムという観点も大事ですね。 だからこそ私は歴史に学ぶということを 欠かしてはいけないと思ってます。 人は人に救われますけど 人は人に騙されます。 いい人もいれば 悪い人もいる。 そこをよく見極めて 近づけるべき人と 遠ざけるべき人を 明確な基準を持って 判断…
『殉死』司馬遼太郎文春文庫1978年9月25日 第1刷1995年 1月20日 第26刷 乃木希典をテーマにした懇話会を前にして、福田さんの『乃木希典』を読み、いたたまれない思いになった。 megureca.hatenablog.com 懇話会仲間の中に、学生時代に本書をよんで乃木希典の間違った人物像を刷り込まれたかもしれない、、、といっていた人がいたので、本書も読んでみた。私の『坂の上の雲』と同様、司馬遼太郎に歴史を刷り込まれたひとは少なくない。でも、たしかに、小説はフィクションだとはいっている・・・。 裏の説明には、”乃木希典(のぎまれすけ)―日露戦争で苦闘したこの第三軍司令官、陸軍大将は、…
回天の門 上 新装版価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 庄内藩にある清河村の斎藤元司は、村の素封家で酒造りをする家の跡取りで、年から遊郭に出入りするような遊蕩児であった。元司は学問をする傍ら、家を訪ねてきた絵師・藤本津之助から、外の世界について様々のことを聞いて、江戸への憧れを持つ。 江戸行きが許され東条塾に入塾し、頭角を現わすようになった。しかし弟が死ぬと清河村に戻され、鬱々とした日々を過ごす元司は、期限を区切って遊学を許してもらう。江戸に戻って東条塾の隣の千葉道場に入門すると、元司は剣術も学問も長足の進歩を遂げていく。 *清河八郎(ウィキペディア) その頃ペリーが来航し、世間…
夏に書いた圓朝師匠の静岡興行いまだに読みに来てくださる方がいてうれしいかぎりです。 その後に深掘りする機会は減ったものの、圓朝師匠にゆかりのある人々にも俄然関心が向くようになりました。先日はNHKの知恵泉で取り上げた陸奥宗光に飛びついて録画。どちらかというと縁があるのは父の伊達千広翁なのに。 静岡興行のことを調べるうちに、近代から現代の政治の仕組みが立ち上がる時期や産業の発展がものすごいエネルギーで動いたのを知って、時代ごと面白くなりました。 当時の時代の流れがわかってくると圓朝が作った作品、出てくる場所、関わる人の見え方が違ってくる。圓朝の人との関わり方、取材の仕方がそのまま作風に出ている感…
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う! ★短縮版メルマガ「暮しの赤信号」★ 2023年10月27日(金)号 No.4751 毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの配信スタンドから、合計約5200部を発行(日曜のみ休刊)。 創刊日:2004/10/5 【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した広告が掲載されますが、当方とは無関係です。◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆ 『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島社新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理学会員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけでなく、人としての…
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世界と日本 ◆韓国、「非常戒厳」で激動(洪相鉉) (内容紹介) 正当な理由なく戒厳を発動した上、「捜査当局の出頭要請を無視し、警察の逮捕状執行もウヨ応援団や大統領警護部隊を使って阻止」し、大統領官邸に引きこもって、捜査を拒否する尹錫悦と彼を未だにかばう与党「国民の力(事実上、尹の私兵集団)」が批判されています。日本共産党に独裁呼ばわりする「一部のバカ(例:id:kojitaken)」もそんなことより「ガチの独裁者(というか内乱犯罪者)の尹」と与党「国民の力(事実上、尹の私兵集団)」でも批判すればいいのに。 ◆アゼルバイジャンでCOP29(深草亜悠美) (内容紹介) 新刊紹介:「前衛」2025年…
【 彰義隊の墓 】 所在地: 台東区上野公園1 慶応3年(1867)、徳川慶喜は大政奉還するも、王政復古の大号令によって窮地 に陥る。旧幕臣らは慶応4年(1868)、鳥羽伏見に於いて新政府軍と交戦。世にい う鳥羽伏見の戦いが勃発!!慶喜は賊軍の将となり、密かに江戸に戻ることとなった。 慶喜は上野寛永寺に蟄居するも、東征軍や公家の間で徳川家の処分に関して議論が交 わされる。慶喜の一橋家時代の側近である小川興郷らは慶喜の助命嘆願のため同志を募 り、徳川旧臣をはじめ、新政府に対する不満を有する各地の藩士らが集結。同盟を結成 し、のちに彰義隊と称することとなった。 慶喜はこの動きを危険視し、水戸へと退…
ランドセルは、日本の小学生にとって欠かせない象徴的なアイテムです。現在ではカラフルなランドセルが一般的になっていますが、かつては「赤」と「黒」がほとんどでした。この記事では、ランドセルが赤と黒ばかりだった理由を歴史的背景や文化的要因から紐解きます。また、ところどころに関連する雑学クイズを挟み、楽しみながら学べる内容に仕上げています。 1. ランドセルの起源と日本での広まり ランドセルのルーツ:オランダからの伝来 ランドセルの起源はオランダ語の「ransel(ランセル)」に由来します。この言葉は、兵士が荷物を運ぶための背嚢(リュックサック)を指しており、機能性が重視されたデザインでした。19世紀…
「天」 「金運を呼ぶ~ 天空の巳」 「運気上昇」 「旺盛な生命力」 ワン ツー 「野菜アート」 ワン ツー 「白酒で酔った自画像」 「チャレンジの年」 「かたつむり」 「富士の山」 「かたつむり 登らば登れ 富士の山」 (山岡 鉄舟)
あけましておめでとうございます 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は「GOCHANの日記」ご愛読、誠にありがとうございました。 本年も、「より読みやすくく、毎日見てもらえるようなブログに」をモットーに改善に尽力して参ります。 皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。本年も宜しくお願い申し上げます。 2025年1月1日 GOCHANの日記 連絡先:gochannikki@gmail.com 団子坂下から三崎坂を登って、ちょっと寒いですが、谷中方面に歩きます。 団子坂下の交差点 居酒屋「せとうち」 店内(店外にも)鉄道用品が所せましと並べられていて、これを見るだけでもちょっとした博物館…
最終巻です。 ネタバレです。 ついに最終章となった。 伊武谷万二郎は頑固一徹のまま突き進んできた。 おせき殿を一筋に思い続けていた彼はもう少しのところでその糸はちぎれてしまい彼女は手の届かない場所に行ってしまう。 入れ替わるように現れた綾は万二郎にとって父の仇であった男の妹であり仇を取った万二郎は今度は綾の兄の仇となる。 そして万二郎の母にとっては愛した夫の仇の妹である。 万二郎は綾に惹かれるものを感じていた。恐ろしい拷問を受けた綾は植物人間となってしまうが万二郎は彼女を守り抜こうと考え仕事で遠出する際に母に綾の看護を頼む。 だが母は万二郎がいない間水や食事を与えず餓死させてしまおうと考えた。…
ネタバレします。 後半は画像にあげた場面、万二郎が平助を伴って登城するところから始まる。 母上の前では乗馬で出たが途中で下馬し平助に馬を引かせて猛然と走っていく。 門前に行くと以前とはまったく違う礼を以て案内され、二の丸お留守居役の勝海舟に迎えられる。 勝は陸軍の歩兵組の重歩兵を農民を訓練することで作り上げようとしていた。 その百姓による軍事訓練を伊武谷万二郎に任せようというのである。 弱り果てた万二郎は母の勧めで父が面倒をみていたという永沢村へ行きそこで歩兵を集めることにした。 ところがいざ永沢村へ置くとそこでは無頼の徒が仕掛けた賭け事が蔓延しており村の男たちは困窮していた。 万二郎は村男た…
まさかここまで望んだとおりのものだとは思ってもいませんでした。 ネタバレします。 伊武谷万二郎は橋本佐内・西郷吉之助の名で送られてきた手紙に誘われ雨の中向かった屋敷で捕らえられてしまう。 その首謀者は井伊直弼の謀臣、長野主膳だったが万二郎は知らない。 万二郎は拷問を受けるが平助に助けられる。 家に戻った万二郎は母を山岡鉄舟の家に預け、平助と共に自宅にこもり自分を狙う敵が来るのを待った。 しかし訪ねてきたのは岡っ引きの伝吉という男だった。 ここからの展開がややこしいのだがとにもかくにも万二郎は再び捕らえられより酷い拷問を受けることになってしまう。 そしてこの牢で小浜藩の梅田雲浜、橋本佐内などが投…
いっそうおもしろくなっていきます。 ネタバレします。 上様の口の中の黒いシミを調べたい良庵はイギリスの医書の中にその症例が書いているのではないかと考えるが英語が読めない為どうしようもない。 そこで思いついたのが伊武谷万二郎に頼めば来日しているアメリカ人に読んでもらえるのではないかということだった。 急ぎ江戸に戻り無理を押し切ってヒュースケンに訳してもらい黒いシミの原因とその治療を知った良庵は伊東玄朴先生に伝えるが橋渡し役の元迫が監禁され元の木阿弥に終わる。 万二郎はいつもどおりヒュースケンたちの護衛をしていたがヒュースケンの馬に毒針が刺さっているのを発見し犯人を捜し出した。 その様子を見ていた…
そうそう一柳のポンコツ少年時代は マンションの7階に住んでいたので きれいに富士山が見えたんですよね (今は、高層マンションのせいで裾野だけ) で、浦高も見えたし、 応援団の発声練習も聞こえた(笑) そんなちょっとしたことを捕えるお話はこちら。 www.yu-hikai.net そして富士山。 晴れて良し 曇りても良し 富士の山 元の姿は変わらざりけり 山岡鉄舟 子育てや教育は事件だらけよ(笑) 曇りどころか、豪雨 長い梅雨もあるだろう なんなら台風もね だからこそ、いつも心にこの言葉。 富士の山は、不二の山とも書ける。 二つとない個性のすばらしさよ。 天から授かった個性や才能、天分 これはこ…
一段と寒い日。兼好師匠は熱は下がられたという情報アリ。14日末広亭昼席の出演予定も変更となっていました。週末は更に寒い、今年の冬は寒そう、など寄席に行く人は全員防寒対策してほしい情報ばかりですね。 私は家でぬくぬく配信で寄席を垣間見ようとテレビをつける。伯山ティービーで今年も出してくれてる末広亭12月中席の新作。2日目。そしたら、グーグルキャストが「静岡市歴史めぐりまち噺し」の過去回を推してきた。この静岡ローカルな番組はお気に入りで、配信のおかげで遠方でも見れるので時々動画をまとめて見ている。 entsunagi705.hatenablog.com YouTubeではSBS(静岡放送)のチャン…
年の終わりと初めには運気アップのために神社参りに行きたい! 東京を散歩しながら神社をめぐってみたい。 東京の神社で御朱印がほしい。 そんなときにぜひ読みたい本を紹介します。 東京を散歩しながら、神社・仏像・七福神をめぐりを楽しんで、さらに御朱印もらって運気アップしてみませんか。 東京散歩本①神社編 『東京の神社をめぐる本』 『東京の神社さんぽ 願いごと別・ベスト神社と最強コースを大発表!』 『御朱印でめぐる東京の神社 週末開運さんぽ 改訂版 (地球の歩き方御朱印シリーズ)』 『突然ですが占ってもいいですか?PRESENTS とにかく運がよくなる神社仏閣さんぽin東京』 東京散歩本②七福神めぐり…
みんなの心に輝く学校をめざして(9)-平成20年8月1日 ◇その場の空気に負けてはならない 山本七平(「日本人とユダヤ人」他、著書多数、故人)は、自らの著書「空気の研究」の中で、日本の社会では、あらゆる議論が、最後にはその場の「空気」によって決定されることが多い。「空気」がその場のすべてを統制し、各人の口を封じてしまう。それは、戦前も戦後も変りはない。したがって、日本の社会に一番必要なのは、「水を差す」行為であると述べています。 三千もの将兵が乗り組んだ戦艦大和は、戦闘機の護衛なしで沖縄に向けて出撃し、途中、米機動部隊の攻撃によって沈められました。戦艦大和の出撃は、サイパン陥落時にも検討された…