書くことは誰にとっても当事者研究 になると、感じて来ました。 われらの上野千鶴子大先生も言ってたはず。 そんな言い方ではありませんでしたが、 自分は当事者研究のつもりで書いてきた みたいな感じで記しておられました。 三十代の初頭だったか、わずかの期間ですが 大阪で死刑廃止の運動にたずさわっていたこ とがありました。 仏教者やキリスト教者を初めとして、老若男女 が結集していました。 おひとり思い出すのが、釜ヶ崎出身の青年で、 何かしらいつもうそぶいてるような感じでし たね。 「俺は死刑囚候補やー」なんてね。 おいおい、それを言っちゃーおしまいよと、 言いたくなりましたが、 自分も五十歩百歩。よく…