「太陽はひとりぼっち」(当時、ヴィッティ30歳、ドロン26歳) イタリアの女優モニカ・ヴィッティが今月2日亡くなった。90歳だった。”愛の不毛”とかアンニュイ(物憂げ、倦怠感)女優と言われ、ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品の常連として、世界的に知られた。 1931年11月3日、ローマで生まれ10代の頃からアマチュア劇団に参加。ローマの演劇学校で学んだ後、舞台女優としてヨーロッパを回った。 1954年に映画デビュー。1957年、ミケランジェロ・アントニオーニの劇団に参加し「さすらい」に端役で出演。「情事」(1960)「夜」(1961)「太陽はひとりぼっち」(1962)「赤い砂漠」(1964…