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1955年に開館した愛知県文化会館美術館を前身とし、1992年に愛知芸術文化センター内に開館。
グスタフ・クリムト《人生は戦いなり(黄金の騎士)》、パウル・クレー《蛾の踊り》を始め、高橋由一《不忍池》、安井曾太郎《承徳喇嘛廟》、菱田春草《紅葉山水》など、国内外の20世紀美術の作品を中心に収蔵。また名古屋の著名な美術品コレクターであった木村定三とその遺族から、浦上玉堂や与謝蕪村などの文人画をはじめとする江戸絵画、小川芋銭や熊谷守一などの近代日本絵画、更に陶磁器等の工芸品や中国・日本の仏教彫刻、考古遺物など、重要文化財6点を含む約3000点を寄贈され、今や20世紀美術に留まらず、古今東西を網羅する総合的な美術館となっている。