このところ、入門太極拳をやる機会が増え、入門太極拳で自分が注意すべき歩法について、新たな発見が有った。南向きで套路を開始した前提で、注意すべきポイントを整理しておこう。 ①手揮琵琶の注意点。 最初の手揮琵琶は、左足を軸足にして、右足を南西方向に出しての虚歩である。左足爪先はもともと南に向いているから、左軸足と右足の向きは45度開いた角度になって居る。これに対して2回目の手揮琵琶は、右足を軸足にして、左足を南東方向に出しての虚歩となる。右軸足と左足の開き角度を45度にする為には、最初の手揮琵琶が、終わって右足に乗り込む前に、右足の踵を軸に爪先を南方向に向ける動作をすべきである。 ②倒巻肱の注意点…