先日、小学校の授業参観に行ってきました。授業参観では、児童たちはたくさんの保護者がいることで、緊張した面向きでいつも通りの発表や発言できない様子でした。彼らは、たくさんの保護者の視線を感じ、普段通りの自分を出せなかったのかもしれません。それは、「親に良いところを見せたい」という前向きな気持ちの裏側で、「失敗した姿を見せたくない」「ダメな自分だと思われたくない」という不安が潜んでいるからではないでしょうか。 この不安は、どこから生まれるのでしょうか。それは、私たち大人が彼らに、無意識のうちに「失敗は良くないこと」「隠すべきこと」というメッセージを送っているのかもしれません。彼らは、私たちの姿を見…