学校職員のうち、直接教育に従事する職員の総称。教育活動を職業にしている教師のこと。
大学・高等専門学校以外の学校では教員免許を要し,また国・公立学校の場合は教育公務員として扱われる。明治初期には教員と教師は厳密に区別され,日本の学校に雇用されている日本人の教師を〈教員〉,外国人教師を〈教師〉と呼んだ。
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №862" (テキスト版) 「転職」 私事になりますが、本日より転職をして新たに民間会社が運営する、障害を持った「子ども」(小学生~高校生)を対象とした、放課後ディサービスの職場に就職しました。実はこの4月からパート職員として勤務はしていましたが、今回正社員としての採用をしていただき、心機一転この仕事に従事することを決意しました。特別支援教育はある意味”「子ども」の教育の真髄”だとも思っていましたので、残りの僅かな期間を私なりにチャレンジしてみようと思っています。しかし、何せ現役を引退してしばらく支援としての立場でのんびりしていたのが、モチ…
📰 先日、小学校教員が学校内で児童を盗撮し逮捕されたという衝撃的なニュースを目にしました。小学生を持つ親として、「義務教育だから通わせなければならないのに、本当に大丈夫なのか」という不安を感じています。 ニュースでは官房長官や文科大臣などが「厳正に対処」「あってはならない」などとコメントしていましたが、こうした定型文のような発言では再発防止への期待が持てません。 📌 学校現場に任せるだけでいいのか? 私自身、食品業界で働いた経験がありますが、理屈優先の改善策を現場に押し付けるだけでは作業者に負担が増し、実効性のある改善にはつながりませんでした。 今回の件でも、「教員の倫理教育を徹底する」だけで…
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №861" (テキスト版) 「退職」 3年3ヶ月勤めさせていただいた、今の小学校を本日をもって退職することになりました。それまで38年間、中学校畑しか知らなかった私が、いきなり小学校の現場で「支援」という立場で有りながらも、様々な意味で戸惑うことばかりで、試行錯誤の毎日でしたが、今となっては「子ども」達との繋がりもでき、その人となりもある程度理解できるようになりながら、今後の成長を見届けられなくなるのは少し寂しい感じがしています。私としては、この小学校でリアルな小学生と出会い、それまでの自分がまだまだ「子ども」に対して傲慢で、「子ども」を主…
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №860" (テキスト版) 「大人のプライド」 先日「子ども」の教育に関するある本を読んでいると、大人が「子ども」を教育する時に、「プライドを持ってプライドを捨てる」という言葉に出会った。私は「なるほどなぁ」と共感した。大人は「子ども」に対してなかなかプライドというものを崩したがらない、というか崩してしまうことの不安の方が先走ってしまう。しかし、この言葉から”それをプライドを持って無くすべきだ”という示唆だ。しかし、何故大人は「子ども」に対して、プライドが捨てられないのか、拙い私なりに考えてみるに、1つは大人は「子ども」に対して”こうあるべ…
ここのところ頻出する言葉が「コンプライアンス(法令順守)」である。主に企業の経営者とその従業員,契約関係にある会社とその従業員などの間で交わされる。それぞれ独自の基準で決められている。 企業は,営業に関わる門外不出の情報を持っている。顧客情報もそうだし,技術ノウハウもそうである。社外秘の情報である。これが社外に流出すれば企業の存続に関わる。信用も失墜する。さらに企業の財産もある。金庫の中から持ち出せば,それは犯罪になる。 一方で経営者は,従業員の個人情報もある程度把握している。逆はほとんどあり得ない。立場としては経営者の方が上になる。社内も年功序列に近い階層構造になっていることが多い。完全にフ…
またしても、学校という子どもたちの安心できるはずの場所で、 決して起きてほしくない事件が起きてしまいました。 私も子どもを持つ親として、このニュースを知ったときショックを受けました。 信頼していた先生が、まさか子どもたちを傷つける側になってしまうなんて...。 加害者となった先生を擁護するつもりはありませんが 「盗人にも一分の理」という言葉があるように、表面的な非難だけでなく、 の背景や要因についても考えてみることは大切だと思います。 今回の事件を自分なりに、なぜこうしたことが起きてしまうのか 社会や教育現場の構造、そして私たち大人の姿勢についても 考察してみたいと思います。 事件の概要 関与…
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №859" (テキスト版) 「平和教育」 今、朝のNHKニュースでは沖縄戦から80年を迎えての特集が毎日組まれている。今日は当時の沖縄での様子を直接伝える語り部の方が高齢になり、人数も少なくなってきたことから、「子ども」達に如何にリアル感を持って「平和教育」を行っていけばいいかということで、VR(バーチャル リアリティー)を使ったソフト開発の模様が報道されていた。数少なくなった当時を生きた人達からその生活の様子や実際の建物の配置、周りの状況、その時の想いなどの証言をまとめ、リアリティーある映像の中に落とし込んでいく緻密な作業を経て作られたソ…
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №858" (テキスト版) 「大人の評価」 大人は「子ども」に対して、伴走する立場であると同時に「子ども」を「評価」する立場にもある。この評価という言葉はどうしても上から目線になるが、この場合の評価というのは「応援」という意味合いの方が強い。絶えず「子ども」の様子を診ながら、その都度「子ども」の状態を把握し、”応援の意味を込めて評価する”そういう姿勢を続けることが出来れば、「子ども」は自然と健康に育っていくように思う。私も現役時代は、そういう想いを持って「子ども」を診ていた。大人もそうだが、特に「子ども」の場合は、「自己」がどういう存在なの…
2025年6月、文部科学省がある方針を打ち出しました。それは、「就職氷河期世代」と呼ばれる現在40〜50代の社会人を、公立学校教員として積極採用するよう全国の教育委員会に通知するというものです。 かつて教職を志しながらも、高倍率ゆえに夢を断念した人たち。バブル崩壊後の厳しい時代に社会に出た彼らに、もう一度“教壇に立つチャンス”が巡ってくるのです。 ◆ なぜ今、氷河期世代なのか? 背景にあるのは、深刻な教員不足です。 かつては12倍以上だった教員採用試験の倍率も、いまや小学校で2.2倍、中学校で4.0倍と過去最低水準。慢性的な人手不足により、教育の質の低下や教員の過重労働が問題視されています。 …
"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №857" (テキスト版) 「手続きバグ」 「子ども」を教育する時に、「子ども」の「手続きバグ」というシーンに出会うことがある。通常、人は何かの物事を考えたり行動したりする時、自然と頭の中でその結果を得るための道筋を立てる。例えば、算数の3+2を計算する時、まずは3と2という数を何かの形で頭の中に描く。次にそれをどういう形で一つに寄せるかは人それぞれかと思うが、合わせた時に5という数が頭に浮かび、5という数字の答えを出す。これは、あくまでも1例に過ぎないが、こういう形で計算している「子ども」は1つの計算問題に対して当面、このような「手続き」…