1937年の創業以来、80年以上にわたり大分県の交通インフラを支え続けてきた大分バス株式会社。同社の第88期(2025年3月期)決算が、2025年6月13日付の官報に掲載されました。人口減少という地方交通事業者が直面する厳しい現実に対し、バス事業を核としながらも果敢な多角化経営で活路を見出す、地域密着型企業の経営戦略とその財務状況に迫ります。 20250331_88_大分バス決算 第88期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 7,282百万円 (約72.8億円) 負債合計: 3,419百万円 (約34.2億円) 純資産合計: 3,863百万円 (約38.6億円) 当期純利益: 244百…